翳りゆく夏 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754699

感想・レビュー・書評

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  • ドラマ視聴

  • TVを見て続きが読みたくなり借りた。
    真犯人がわかったところでフーンとなったかな。でもよく出来ている

  • 2015/2/2読了

  • 久しぶりにベタなミステリー。ドラマ一話目を見て続きが気になって手に取った一冊。全く予想外で、重い結末。

  • WOWOWドラマW原作を読んでますシリーズ。大手新聞社に内定の決まった女子大生は20年前の嬰児誘拐犯の娘だということが発覚し、新聞社の窓際社員が再調査をするというもの。すごくわかり易くてさらっと読めるけど、なんだかな2時間ドラマのような展開に感じる。びっくりするほどのどんでん返しはなく、収まるところに収まる結末。オーソドックスな展開は、内容がしっかりしていないと話が破たんするので、これはよくできたストーリーでした。第49回江戸川乱歩賞受賞作。

  • 単純な誘拐事件の加害者の子の運命を回復させるための再調査で犯人が意外な方法で見つかってめでたしかと思っていたら、全然想像しない結果だった。面白い展開だなと思った。

  • テンポよく話が進み読みやすかった

  • 20年前に起こった誘拐事件の真相を新聞社の窓際社員が調査するという面白そうなストーリーに釣られて読み始めた。
    視点や場面の転換が早いので、スピーディーに感じるのだけど、その分、深みが足りないかな……。
    登場人物のキャラ立ちがいまひとつに感じたこともあり、切ない話の筈なのに、あっさりとしている印象を受けた。
    誘拐された子供の行く末や、犯人については読み進めるうちに想像できた。

  • 2014.12.15再読
    初読時とにかく面白かったという記憶が残っている一冊。結末が近づくとうっすら思い出したから初読時の衝撃はどうしてもないけど、夢中になって楽しめた。

  • 学生時代大好きだったニッポン放送。
    作者がそこで働いていた方と言うことで図書館で借りてみた一冊。
    あまり重要ではない箇所だが、ニッポン放送が出てくることに少しだけ嬉しくなってみたり・・



    子供を奪われた夫婦のその後の悲惨さが生々しかった分、
    子供が生きていたからこその再開シーンを書いてくれるとか、
    あの夫婦へのフォローが欲しかった。

    また、犯人がいい人に書かれてる人なのにやってることが酷くて、チグハグ?感が凄くって、
    こいつが犯人だったか!っていうのを狙って居たとは思うんだけど。
    だったら、途中で、犯人の弱さとか書いて欲しかったな。
    最後までいい人で強い人の仮面が剥がれなかったので、
    却って何で、この強い人が子供返さなかったかに納得行かなくて。

    なんだか犯人に対して感情が沸かなかった。
    弱い人の描写があれば、同情の気持ちとか、無情さとか、
    悪い人の描写なら怒りも出てくるんだけど
    その辺の描写がなくて、気持ち悪かった。

    全体的には、複線がそれぞれぴったりはまるのが気持ち良かった。

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