ST警視庁科学特捜班 緑の調査ファイル (講談社文庫)

著者 : 今野敏

• 講談社 (2007年2月10日発売)

感想・レビュー・書評

[Lucyさんの感想 · 2014年11月26日]

STシリーズ、翠さんの編。
クラシック音楽の話も面白かったけど、翠さんの聴力のすごさが引き立ってた。事件解決には必要な特殊能力かとは思うけど、何でも聴こえちゃうのは大変だろうな。。その耳でオーケストラを聴いたらどんな風に聞こえるんだろう。音が合わさるすばらしさより、演者の息遣いや衣擦れなど雑音まで聞こえて楽しめなさそうだな。

[サンサさんの感想 · 2014年11月24日]

菊川さんとのやり取りが面白かった。

自然と入ってしまうから耳が聞こえすぎるのも良し悪しだな～。２人とも生かせる世界を持ってて救われてるのかな。

[ひなさんの感想 · 2014年10月29日]

一億円の名器ストラディバリウスが盗難。人気バイオリニストがコンサートのリハーサルの際にすり替えられたのだ。出動したST翠の異常な聴覚に、オーケストラの指揮者・辛島は興味を示す。捜査が難航するなか、コンサートマスターが密室殺人の被害者となる……。

ST翠さんお当番回。

[1003kazuさんの感想 · 2014年10月8日]

展開が早く直ぐに読める

[ihsotasiotomさんの感想 · 2014年9月13日]

普通の人に聴こえないものが聴こえる能力にとても興味がある。

[kitkityoさんの感想 · 2014年8月29日]

面白かった〜！

[菊弐さんの感想 · 2014年8月26日]

翠ってすごい世界で生きてるんだなと、
孤独なのかな～。でもそれらを突破する仲間や彼女自身の強さが見て取れて面白かったな。

[波琴さんの感想 · 2014年8月7日]

翠さん、少し可愛い。

[Ｈさんの感想 · 2014年7月6日]

今回は翠が主役。クラシック音楽がらみの事件とは相変わらず上手い。それにしても何でも聴こえてしまう辛さは想像を絶する。

[terje13さんの感想 · 2014年6月25日]

STシリーズの第七作。世界的なバイオリニストと指揮者が登場、一億円といわれる高価なバイオリンがすり替わる事件が起こる。やがて、関係者の一人が密室で殺される…。音楽シーンの描写が丁寧にたっぷりこめられている。著者は一時期レコード会社に勤務していたとか。なるほど。

著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」