冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758222

感想・レビュー・書評

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  • 上下巻計1000P近くを一気に読み進められる推進力があります。本作がデビュー作で主人公の名前が著者と同じことには何か意味があるのかな?何となく謎が読めつつもその一歩先に更に伏線がある事が多いなと辻村さんの作品をみて感じます。

  • まだまだ、上巻だけでは何も解決しないね!
    急にホラーテイストになってびっくりしたけど、続きが気になる!!

  • なかなか物語が進展しないのが焦ったくて、つい後ろのページを先読みしてしまった。
    思ったよりホラー要素が強く、不穏な気持ちになってきたので、上巻の途中で離脱。現時点では星3つ

  • 下巻でどんな風になるのか楽しみ。
    量が多くて、読むの大変やけど、読ませる力がある。
    どういうオチに持っていくのだろうか

  • いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。
    開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。

    2ヶ月前の学園祭で起きたクラスメイトの自殺。
    確かにあったはずなのに、その顔と名前を思い出せない。
    この中の誰かだという、"怪奇現象"を引き起こしている自殺した生徒。果たしてそれは誰だったのか。自分、なのか。

    最近辻村深月さんの作品を読み返して思うことは、『序章が長い』ということ。
    この作品もそう。話が動き始めるまでに時間がかかる。
    家事育児の合間に読むとなかなか進まず、話を忘れてしまい、いざ伏線回収!というタイミングで上巻まで戻ることもしばしば。
    そうは言っても、引き込まれて読んでしまうほど好きなんだけれどね。下巻に期待。

  • 自殺したのは誰か気になって気になって一気読み。ホラーは苦手だが辻村さんなら大丈夫だろうとタカを括ってたら、寝る前に読んだ章が1人目が思い出すシーンで想像より怖かった。
     他の作品でも思ったが、登場人物の心理描写が嘘くさくなく的確で上手い。 自殺者は意外性と榊に絶対的な好意を持っていないらしい点から、鷹野と予想。これで深月だった場合、逆に意外性があるかな。気になり過ぎるので、下巻へ。

  • 感想は下巻に。

  • 上巻読み終わり、先が気になり下巻を今から読みます。
    一人一人の物語が細かく書いてあり感情移入します。

  • 話自体はとても面白いのだけど、デビュー作というだけあって描写の仕方が冗長なのが、辻村作品を沢山読み込んでからだと気になる。確か学生の頃から書いていたという物語だと記憶しているからそれも仕方なしなのかな。
    辻村作品は大抵どんでん返しが魅力で、だから読み終えた後再度最初から読んでしまうのだけど、この本は上下巻合わせて1200ページもの大作なので、それが大変だった。それでも読み返してしまう魅力的な作品ではある。

  • 辻村深月さんのデビュー作にして、名刺代わりの一冊とのこと。
    そりゃ、主人公の名前が辻村深月ですもんね。

    青春小説としても、ミステリとしても、ちょっとしたホラーとしても、素晴らしいです。
    エピソードを中心にして、実に高い構成力でもって、読者を引き込むとともに、登場人物の内面を描き出しています。

    文章のタッチが好き。
    どうなるんだろうって、ずっとわくわくしながら読めます。

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著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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