- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062761208
作品紹介・あらすじ
どうやったら矯正施設の内部に入れるのか。中はどうなっているのか。どんな手を使っても探りだし、侵入しなくてはならない。それが沙布を救う唯一の方法なのだから。紫苑のまっすぐな熱情にネズミ、イヌカシ、力河が動かされる。そして軍が無抵抗な人間を攻撃し始めた。「人狩り」だ。いったい何のために…。
感想・レビュー・書評
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ネズミの冷酷さが1番出ている巻だと思いました。一方で、紫苑が重要な存在であることを徐々に認めていくネズミの姿が印象的でした。
また、かっこつけたり、怖がったりと、表情豊かなイヌカシの人間味が感じられました。 -
ちょつと読むのがしんどくなってきたので、ひとまずこの巻でお休みします。
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ネズミと一緒に矯正施設を脱出できるのか? 読んでいて息苦しい。
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2023/02/18
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ストーリーが動き出し、面白くなってきた。先が気になり過ぎる第四巻。あさのあつこ氏のSF小説。前回、治安局に攫われてしまった沙布。その彼女をどうすれば助け出せるのか。そんなストーリー展開。そんな中、少女は手術室で何かを施されてしまう。さて救出は出来るのか?少女に一体何が起きるのか??目が離せません。
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9巻にて
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★4.5
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この巻の後半部分からストーリーが大きく動き出していると思った。沙布を助けるためにネズミと共に人狩りを利用し、矯正施設に潜入する紫苑。矯正施設に潜入してからどう二人が動いていくか楽しみだ。また、ネズミの体に起こっている事態とは?紫苑は何者なのか?気になっていることは幾つかある。それも今後明かされていくのか、楽しみだ。
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物語がテンポよく展開し、ドキドキしながら一気に読んだ。いよいよシリーズの山場へ向かっていく感じがして早く次巻を読みたくなった。
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紫苑、ネズミ、イヌカシ、大河と四人それぞれの微妙な関係と駆け引きはなかなか面白い
前巻からほぼ話は進んでいないがその分、特にメイン二人の微妙な関係の変化が繊細に描かれる
一方で人狩りなんかが行われるのに貨幣経済が成り立っているって、どういう社会設計なんだとか、そうした粗さがどしても目立ってしまうのが残念な気がした -
続く
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1リヤ王
2手塚治虫名作集17グランドール
3小野小町
4デカメロン物語
5中国の神話 リス族の創世記 -
ひりひりと、痛いのは、それが現実だからだ。
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2013.3.29
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評価はNo.6 #1に記載しました。
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No.6の人間を捕まえ情報を得たネズミたち。沙布を助け出すために、No.6を崩すべくして物語は加速する。紫苑の新しい一面であって戸惑うネズミの姿、イヌカシの純粋な姿、すべて総括して必死に生きる人間は美しいな、と感じた。脱線するが最初のシーンといい、途中のシーンといい、ドキドキするシーンが多くて私は幸せになった(笑)
「きみという他者なしに、ぼくは生きられない。」 -
何度目かの再読4巻目。これまで微塵も弱さを見せなかったネズミが紫苑に助けを請うシーンが印象的でした。今後の二人の関係性を暗に示しているように思います。次巻からいよいよ矯正施設。怖くもあり楽しみでもあります。
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児童書だからと、これまで自分に言い聞かせて読んできたけれど、もう精神的なBLにしか見えない(笑)。ネズミはどうやって育ってきたんだろう?出自とか過去とかに何か重要な事が隠されてるのかも。
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どうやったら矯正施設の内部に入れるのか。中はどうなっているのか。どんな手を使っても探りだし、侵入しなくてはならない。それが沙布を救う唯一の方法なのだから。紫苑のまっすぐな熱情にネズミ、イヌカシ、力河が動かされる。そして軍が無抵抗な人間を攻撃し始めた。「人狩り」だ。いったい何のために…?
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紫苑が、闇に立ち向かっていく話。
外での仕事についてとか、武力とか