- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062763073
作品紹介・あらすじ
西之園萌絵は、叔母を連れて白刀島までやってきた。加部谷と、この島の出身者である山吹、海月と合流し、夕食の席で、島の診療所に女性の幽霊が出るという噂話を耳にする。(「刀之津診療所の怪」)。ほか「砂の街」、文庫版に初収録の「ライ麦畑で増幅して」など、煌めく魅力を湛えた、全10作の短編を収録。
感想・レビュー・書評
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なるほど、やっと他の人の感想を読んで、森さんの本は発行順に読まないと本当に楽しめないことがわかった(;ω;)
やっぱり最初から読み直すべきかなー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
森博嗣ワールド全開。
こいういう摩訶不思議で自己満足的小説・・・(←褒めてるんですって!!)
大人になってしまった心のどこかにあえて置きっぱなしにしておいた
子どもへのどうしようもない憧れとちょっぴりの苦い思い出・・・
内容は全て漠然としている・・・
が、読了後に胸焼けにも似たもたれ感がたまらん(笑)くせになる。 -
久しぶりに森さんが読みたくなり、短編を手に取りました。
あれ、これ…およよ、と思ったら。
林さんと紅子さんじゃないですか…!
萌絵ちゃんまで!
海月さん…はGシリーズですよね。
そして…保呂草さん。
でもVシリーズじゃなさそう…ってことは、
Xシリーズのスピンオフ??
S&M、V、四季シリーズは読んだけど、
G、Xシリーズも読みたいなあ。
でも一気読みしたいので、年末年始まで我慢です。苦笑 -
ミステリの枠を超えて、バラエティ豊かなラインナップ。短編集なので、1つ1つは短い(10ページのものも)けど内容はカルピスの原液くらい濃縮されている。
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最後の話だけ読んだ。ライ麦畑で増幅して
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220318*読了
短編集。
「刀之津診療所の怪」に感動しました。
まさか、またあの二人が出てくるなんて。胸がぎゅっと締め付けられました。
「ラジオの似合う夜」「ライ麦畑で増幅して」も、あのシリーズに関わるので好き。
その他の短編もいいんですよ。知的であり詩的であるので。この不思議感がたまらない。
森ワールドが好きすぎて、いつまでもひたっていたいです。 -
西之園萌絵たちが白刀島にある診療所の関するいろんな噂の真相に迫った「刀之津診療所の怪」をはじめとした短編10作品が収録された本。
Vシリーズの外伝的な短編が1つ(「ラジオの似合う夜」)、Vシリーズ、S&Mシリーズ、Gシリーズがクロスする短編が1つ(「刀之津診療所の怪」)が載っています。
「刀之津診療所の怪」は、これまでの森博嗣作品(短編集も含む)を読んでいると楽しめる短編になっています。 -
ラジオの似合う夜と檻とプリズムが特に面白かった。その他にも、GシリーズやXシリーズのキャクターが出てくるものもあり楽しめた。
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短編集。
読んでいて、ああ!と思う話もあり、読み終わってしばらくたってから、ああ!という話もあり。
おなじみのシリーズの話もあり、楽しめました。