6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)

著者 : 高野和明

• 講談社 (2010年5月14日発売)

感想・レビュー・書評

[さくらさんの感想 · 2023年3月26日]

13階段、ジェノサイドを読んでおもしろい！と感動したので読んでみた。
でも、この作品は個人的にはあまりはまらなかったかな。
短編だから？
他の作品も読んでみようと思う。

[larmeさんの感想 · 2023年2月24日]

5つの短編とエピローグで構成されている連作短編。5つの話それぞれに違う主人公がいて、全ての話に他人の未来のビジョンが見えてしまう能力を持つ、山葉圭史という青年が登場します。サスペンスミステリーな話もありファンタジーな話、感動する話もあり。色々な要素が散りばめられていて、全ての話がとても面白かったです。中でも3時間後に僕は死ぬという話はハラハラドキドキが凄くて短編とは思えないくらい。ラストも凄くよかったなぁ(*´ω`*)

[るるさんの感想 · 2022年8月15日]

複数のストーリーが絡み、ラストまで楽しめた作品。「ビジョン」により相手の未来が視えた時。そしてその「ビジョン」は外れたことがなく、確実にそれに向かって人生が動いていくとしたら…運命に逆らうことができるのか？

なるほど、ここに繋がるのか！と思わせる展開に、全く退屈せずに読むことができた。

ラストに向かうほどページを捲るスピードが上がり、展開を早く知りたい！と思えてしまう抜群の描写力にすっかり魅了された。面白かった！

[かんちゃんさんの感想 · 2022年3月23日]

短編集だが全て繋がっていた。仲々面白かったです。いきなり6時間後に死ぬと言われたら自分だったらどうするか…？信じられないだろうな！
未来は変えられる！！未来が分かってないとこの言葉は生きて来ないのだが…。

[yu-さんの感想 · 2022年3月10日]

‪未来が見える青年が全編に登場する連作ミステリー‬。 ‪タイトルからシリアスな話かと思いきや‬、 ‪心温まる話や切ない話等‬、 ‪良い意味で想像を裏切ってくれました‬。 ‪映像化を考えて書かれたというのも納得‬。 ‪エンタメ性が高くとても楽しめます‬。 ‪『ドールハウスのダンサー』が好き‬。

[やす君さんの感想 · 2022年1月9日]

短編連作。第一話が、それはないわ、ってことが多く、読み始めて失敗したなと思った。しかし、2作目以降進むごとに面白くなっていた。ダンサーの話がほのぼのしてよかったし、最後のもスピード感あり面白い。

[reo1024さんの感想 · 2022年1月2日]

非日常的に未来を見る事が出来る圭志。
彼に関わって不思議な体験をする人達。
『時の魔法使い』は面白くて好きな話だった。

[juntaro0426さんの感想 · 2020年5月28日]

4.2

[コンセントさんの感想 · 2019年12月21日]

しかしその悲しみも、自分の人生の一部なのだ。今、ここにいる自分を作り上げた、大切な人生の断片。

[rokosanさんの感想 · 2019年8月21日]

一話ずつ、読み終えたら自然に心が温まる短編集。恋をしてはいけない日は、特に好き。

著者プロフィール

1964年生まれ。2001年に『13階段』で第47回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。著書に『幽霊人命救助隊』、『夢のカルテ』（阪上仁志との共著）など。2011年、『ジェノサイド』で第2回山田風太郎賞を受賞。自著のドラマ化『６時間後に君は死ぬ』では脚本・監督も務めた。

「2012年 『グレイヴディッガー』 で使われていた紹介文から引用しています。」