- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062766821
作品紹介・あらすじ
その封印、解いてはならぬ!
将軍継嗣をめぐる最大の謎、家基急死事件。立花併右衛門は、定信すら知らぬ真相へ――
注目度第1位シリーズ
「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」(宝島社刊)第1位
立花家の一人娘瑞紀にもたらされた格違いの婿取り話。糸を引くのは奥右筆組頭を手駒にしたい松平定信か。苦悩しつつも立花併右衛門は、将軍継嗣(けいし)最大の謎、家基急死事件の驚くべき真相に迫っていた。そして定信憎しの一橋治済は、謀殺の命をついに冥府防人に下す。圧倒人気のシリーズ第6弾!
感想・レビュー・書評
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終焉に向かい動き出しました。
将軍家斉、その父一橋治済、松平定信、太田備中守が
それぞれの野望や思考から蠢く。
そしてそれらに道具として扱われる人々。
柊衛梧は守るべき相手と、自分の命を保つことが出来るのか。
そして幼馴染二人の行く末は。
あと二作ぐらいでしょうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
衛梧との信頼関係が増していく中に真相があばかれる。
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奥祐筆シリーズ第6段
1巻で終わっていたはずの家基問題が再浮上しました。
ところどころ無理がありますが、着想が面白いです。
立花・柊コンビは最後まで生き残れるのか、松平定信は
今後どう動くのか、今回は鳴かず飛ばずだった治済は
どんな手を打ってくるのか、気になることが満載です。
またしても更に期待です。 -
第六弾
遂に家基急死の真相が
各陣営入り乱れて -
信康自刃事件(1579)
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奥右筆シリーズ6作目。
家基の急死にそんな秘密があったとは\(◎o◎)/! これって、そういう説があるの? それとも歴史的な事実から著者が組み立てた完全なる妄想??
まあフィクションだけれども、おもしろかったです。 -
奥祐筆シリーズ・6
バードボイルド調時代モノ^^
シリーズものですが どの巻も安定して面白いです^^
一橋民部卿治済がイイ味出しています -
L 奥右筆秘帳6
相変わらず覚蟬サイドの話は流し気味になるけれど俄然面白くなって来た。家基の死の真相再び。あっちこっちが突つきあって大変(笑)
併右衛門の頭も冴えてるが、上の方が一枚二枚もやっぱり上手。
衛吾の剣友上田聖が国元に帰ったのが残念。ここで衛吾と離す意味があるのか…深読み…。