- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062769105
作品紹介・あらすじ
「人殺しが裁かれないのでは物語に決着がつきません。これでは」「決着なんかないわ」
「足りなかったんだ」。刑事・橡(くぬぎ)は連続殺人の被害者にある共通点を見出す。葉月は現実に脚を踏み出し、自然の手触りと匂いを知る。やがて明かされる橡の親友の末路と、カウンセラー・不破の母が死を選んだ理由。そして狼は言う。「人を殺すのは――良くないことですね」。
百鬼夜行シリーズにも連なる驚愕の結末。
感想・レビュー・書評
-
久しぶりに面白かった。
下巻から急に展開が速くなって一気読み。
完全に物語に引き込まれた。
今更ながら?気付いたのかセリフ間に「-」の標記が沢山ある。
それによって緊迫感が増し、次のセリフがよりリアルに感じる。
流石京極って感じ。
早速続編を購入したので、また覚悟が出来たら読もう!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上巻は特に意味不明な説明が多く、難解だった。
-
いつか訪れるかもしれない未来の姿。
もう少し時間は掛かりそうだけど。
学校という匣から解放されても、結局別の匣に移動するだけなんだなぁ……。
次巻はもう少し登場人物たちの謎解明するのかな。 -
コロナ禍の今読むとより、(こんな社会になっていくのかなぁ)と感じる
20年前の本とは思えない
-
2021.09.09
近未来 端末 リモート 合成食 コミュニティセンター 連続殺人事件
京極作品ぽくなかった。
オンラインやSDGs、ダイバーシティを推し進めた未来。コロナ禍前後では現実味という意味におて、受け取りかたが違うんではなかろうか。
ラストの展開はいい意味でベタで爽快だった。 -
ぶっ飛んでるのがいいね。
何ともイカしたプッシーキャットたち。
キャラだけじゃなく、ちゃんとストーリーも面白いし、ミステリ要素もある。
軽いけど、心に残る。
いいエンタメ小説ですよ。 -
読みやすい。ストーリーは現実離れしているが、アップテンポで刑事組くぬぎカウンセラー静枝と葉月 歩未 美緒グループ二つの曲面で飽きがこない。