モダンタイムス(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 16871
感想 : 1027
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770781

感想・レビュー・書評

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  • 奥さん怖い

  • 魔王より読みやすい。続きが気になる。

  • 「明確な回答が生み出す陳腐さ」と「読み手の権利として期待する伏線の回収」の間で、「ゴールデンスランバー」や「魔王」に比較すると、一定の種明かしがされた点に関しては好感。ストーリーもスリリングでテンポ良く、筆者特有のリズミカルな文章も相まって、非常に読みやすかったですね。
    「魔王」でのモヤモヤした感情を払拭させるまでには至らない結末は、更なる続編へと繋がる壮大なサーガへの含みと言うよりは、筆者の語りたかった所は種明かしなんかじゃないって事に尽きそう。ただ、じゃあ この作品の意味ってなんだったの?という想いも、やはり否めず。多少は歩み寄ってくれたとは言え、それでも消化不良で似たテーマの作品を3つも書く必要って、あったんでしょうか?
    作品としては文句なく面白いけど、相変わらず距離感を感じてしまって評価は少し落とす。

  • 様々な展開がテンポよく進み
    つぎへ次へと追うように読める
    今より更にネット中心の社会で
    検索ひとつで監視されてしまう恐怖
    検索する勇気はあるか?下巻へ続く。

  • 魔王よりもは読みやすいかも。。
    今回読むのは3年ぶり2回目になるが,伊坂さんらしくなくいまだに慣れない。
    とは言え、わけもわからず読んだ一回目に比べてある程度受け入れながら読むことができた。
    「妻がこわい!!この感想が下巻で変わるのかな、、?」

    ~~~解説より抜粋~~~
    「国家権力」と立ち向かう点で、そしてほぼ並行して作成された点で、ゴールデンスランバーと双子のような関係だ。
    ただしその戦い方は対照的だ。
    『ゴールデンスランバー』がただ、逃げる、ということで戦う。
    それに対して、
    『モダンタイムス』は、逃げずに国家に挑む。

  • やっぱり大好き、伊坂幸太郎!
    ちょっと世の中皮肉ってるような設定とか、ころころころと進む展開とか、淡々としてるようでしてない感じが個人的に好きなのです。

    勇気はあるのか? (自分よ)

  • 下でコメント

  • 上下読了。

  • 魔王の50年後の話

    絵に描いたようなパワハラ上司と技術屋と営業の社内の確執!?大概のサラリーマンなら共感できる話!

    過去に国民投票が行われ徴兵制が導入されている日本が舞台となっている。

    魔王に登場した犬養首相や純也も出て来る気配あり。


    報道やインターネットの情報というのは誰かが意思を持って歪めたら、歪んでしまう可能性を秘めており、それを修正するのに個人の力は非常に無力かもしれないと思った。

    後編も楽しみ!

  • #知らぬことなんでもかんでも検索す扉を開く勇気はあるか?

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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