警視庁情報官 トリックスター (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 871
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062771016

感想・レビュー・書評

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  • 情報官・黒田の三作目。連作がゆえに登場人物の描写が薄く、単体としては勿体無い感じ。せっかく面白いのに。
    しかし、ちょっと完璧すぎ、黒田。

  • このシリーズは新作の度に面白くなりますね~

    私適には一番の作品かなー(^^)

  • いろんな事件が絡みすぎて難しかった。

  • 第3弾。期待していたせいかパッとしなくて残念。登場人物と事件が多すぎて複雑に絡んでいるので何度も戻って確認しながらやっと読み終わった。元公安だけあって捜査方法や詐欺師が暗躍する背景やカルト教団の内部など詳細に書かれていて面白かった。ただ、持っている知識と経験をもっと前面に出してもいいのかな、とも思う。

  • 最後の解説を読んで、やっとこの作品がシリーズの第三作だと理解した。どうりで話の端折り方が普通でなく、初めて読む人間には分からなかった点が多い。
    いくつかの事件が紹介されるが、それぞれどういうカラクリがあり、どのように解決されたのか、分からない。ダイジェストを読んでいるようだった。

  • 相変わらず素晴らしくリアルな描写。警察組織に興味がある人には、たまらない内容なんでしょう!
    設定も現実に起きた事件に近く、ひたすらリアル。
    ただし、文章が捜査報告書みたいな簡素さで若干小説っぽくない。また、警察組織に詳細に関する説明が長い。リアルさとバーターだとは思うが、それが若干読みにくさに繋がってると思う。
    ま、このシリーズ好きだし、次作も買うと思う!

  • 複雑な詐欺の連鎖を追う黒田は・・・
    なんか黒田がスーパーマンすぎるな、と思いつつ、また読んでしまった。
    まあ、いつも通りな感じ。

  • 著者は元 公安

  • ちょっと登場人物が多すぎて、時々誰がどの事件に関与してるのかが分からなくなった。でも、情報量とネットワークが半端ない、やっぱりスリル満点の読み物でした。

  • 元公安刑事による警察小説。警察組織についての描写は、さすが前職だけあって、リアリティがある。
    ただ、小説としての物語性にはとぼしく、ストーリー展開もノンフィクションのような安っぽさを感じてしまう。

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著者プロフィール

1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー。主な著書に「警視庁情報官」「ヒトイチ 警視庁人事一課監察係」「院内刑事」シリーズ(以上、講談社文庫)、「警視庁公安部・青山望」「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズ(文春文庫)など。現在は危機管理コンサルティングに従事するかたわら、TVや紙誌などでコメンテーターとしても活躍中。

「2022年 『プライド 警官の宿命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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