夏を喪くす (講談社文庫)

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著者 : 原田マハ
  • 講談社 (2012年10月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062773829

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夏を喪くす (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 2017.6.11
    4つの物語からなる短編集。はあ、もう、なんだか苦しいけどさすがマハさん。恋愛のキラキラした感じとかはもうとっくに過ぎた女性たちの今を生きる話。「ごめん」「夏を喪くす」が特別印象的。

  • 2017.6.2 28
    短編集、ごめんがよかった。高知に行きたい。

  • 短編集
    その割に力のある作品が多かったと思う。
    お婆さんのお話のくだりは思わず泣きたくなったし。
    最後の作があまり響かなかったので、☆3

  • この感じ、どう表現したらいいのだろう。
    短編4集。
    主人公にも出てくる登場人物誰も自分勝手で共感出来ないのに、あまりにもリアルで心がザワザワする。
    中でも
    「ごめん」が好き。「天国の蝉」は読んでて苦しかった。

  • 今、僕に好きな女性がいるなら、その人に読んでもらいたい。
    そんな本です。

  • 初・原田マハ。
    どれも続きがもっと読みたいと思った。
    解説にて原田マハの経歴を知り、すごい人だと思った。

  • なんとも言えない読後感。
    40代で活躍する女性たちのありとあらゆる異物から始まるそれぞれのストーリーが、ミステリアスで甘く塩辛く、味が濃厚で若さにはないなんとも言えない匂いを醸し出すそんな一冊です。

    ハラハラしつつ諦めがあったり、ドキドキしつつ達観していたり。

    新しい恋愛小説なのか、はたまた甘めのホラーなのか?優しいミステリーという分類なのか、なんとも表現のしようがない本書ですが、とにかく面白かった。

    ミステリ好きも、恋愛好きも、ヒューマンストーリー好きも楽しめるワイドな一冊!!!

    この作家にハマる。

  • 4編の小説からなる中・短編集

    「ごめん」「夏を喪くす」の2編はテイストが似てる
    他の2編は少し毛色が異なる感じ…
    だけどお話の底を流れる水の匂いはどれも少しずつ似ている

    読んで良かった、勇気が湧いてくるような気持になったから…

    文庫の解説を斉藤美奈子さんが書かれているのだが、この解説にもまた、心をつかまれた
    この方の文章も好き

  • 本当に大切なものは失わないと
    その価値に気づけない

    とはまさにこのことだなと
    いつ私自身の経験となってもおかしくないようなストーリーがたくさん詰まっていました。

    失う前に気づきたい。
    それができたらどれだけ楽か。

    困難への立ち向かい方こそ
    その人の真価なんだと思った。

  • そうそう、中・短編集はこうじゃなくちゃ。4つの物語はどれも読んでいるうちに「じん」ときて。あまりの満足度に、読み終わって確認したら4つしかなかったんだと驚いて。はぁ、とため息とともに最終頁を閉じました。

  • 小さいかけらが、心に引っかかって、またそれが、あとからジワジワ痛い感じ。

  • 短編はあまり好きではないけれど、これは満足。さすが原田マハさん!

  • 働く女性が主人公の短編集。
    基本的にキャリアウーマン、しかも成功している方々が主人公。

    仕事も恋も充実している、これからの女性の姿を描いているのかもしれない。
    それぞれが主に恋愛に関する悩みを整理していく。
    不倫関係が多い、それが今の時代当たり前なのかと、よくわからなくなる。

  • 正しい生き方かどうかは別にして逞しい女性たちに羨望。4編からなる短編集。どの作品の主人公も魅力が溢れているが一番好きな作品は「天国の蠅」かな。
    あらすじ(背表紙より)
    「なんだか、硬いね」ベッドで恋人が乳房の異変に気づいた。仕事と恋を謳歌する咲子の人生に暗雲が翳る。夫との冷えた関係に加え、急に遠ざかる不倫相手に呆然とする。夏の沖縄で四十歳を迎えた女性の転機を描く表題作「夏を喪くす」。揺れる女心の決意の瞬間を、注目作家が鮮烈に綴る中編集。

  • 色々な恋愛のカタチ。

  • 「天国の蠅」「ごめん」「夏を喪くす」「最後の晩餐」の4編が収録。いずれも30~40歳代の女性が主人公。

  • 相変わらずの文体の魅力。

    なんだか知らないが、文章の並びがいいんだよな。

    最初の「天国の蝿」が最高!

  • 原田マハさんは大好きな作家さんのひとり。
    原田さんの本はこの本で13冊目になります。
    この本には表題作を含め、4編の作品が収められています。

    ■天国の蝿
    とても不思議なタイトル。
    範子の父との思い出。
    途中の描写がちょっと苦手な部分もあったけど、ラストはちょっとホロリ。

    ■ごめん
    結婚後も自由に恋愛を楽しむ陽奈子。
    そんな陽奈子の夫が仕事中の事故に会い…
    夫の秘密を知ってしまう陽奈子。

    ■夏を喪くす
    40歳の咲子。
    彼女もまた『ごめん』の陽奈子同様、自由奔放に生きていたのだが…
    順風満帆。
    咲子は自分自身の人生をそんなふうに思っていたのかもしれない。
    何を持って順風満帆って言うのだろう。
    それを決めるのは誰だろう。
    他人から見て?
    やっぱりそうではないよね。
    自分の人生なのだから、自分が決めるのよね。
    でも、100点満点でないと順風満帆といえない人もいれば、80点あれば良いんじゃない?と思う人もいる。
    さらには50点こえれば良いじゃない?と思う人も。
    100点満点を順風満帆と考えていると、小さなつまずきから立ち上がれなくなるのかな…
    ほどほどが良い!
    目の前の小さな灯りにぬくもりを感じられるほどに。

    ■最後の晩餐
    この作品だけ、少し異色。
    大切なものを失った悲しみはいつ癒えるのか…

  • 短編集。
    2012.6に単行本(タイトル「ごめん」)を図書館で借り読み後、手元に置いておきたかったので文庫で購入。

    「夏を喪くす」が切な過ぎる。人生は後悔だらけだ。

  • 嗚呼、これぞ原田ハマ。成熟した美しい女性の4つの物語。胸が痛すぎるくらい痛くなる。
    何かを勝ち取れば、何かを喪失する。
    両方獲得することはできないの?
    そう。できないんだよね。痛いくらい分ってるつもり。だけど、信じたくない。そんなはずはない。そう思ってたけど、喪失することを受け入れないといけない。
    そんなことできない。できるはずもない。

  • この本も、女性でないと真価が分からないんだろうなぁ。
    アラフォーと呼ばれる世代の女性を主人公にした短編4編を収録。

    「男が稼いで来るから、女は家のことをしっかりしとけ」世代でもなく、かといって職場や社会での女性軽視は厳然として存在した俺ら世代の女性たち。
    主人公たちは、女性をしたたかに利用している部分もあるのだが、逆に言えば正攻法では男性社会にのして行けなかったという事情もあるわけで。
    したたかで強くのしてきた主人公たち、好きになるタイプではない、むしろ現実でこんなんいたらかなり距離をおきたい連中なんだけど、生きていく強さタフさには惹かれる部分多し。

    読んでスカッとするタイプの小説ではないし、読後になんだか咽喉につかえるような違和感もあるんだけど、したたかさとは何か?を考えることができた。

    嫁さんはこういう風であってほしくないけど、娘にはこういうふうであってくれてもいいかなぁ…。と書くと「だから男ってのは」って呆れられるか(笑

  • 女性作家らしい心理描写

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