- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062777216
作品紹介・あらすじ
幕政を握る大老酒井の狙いは、やはり外様潰しか。加賀藩主前田綱紀を次期将軍に推挙しようとする動きに、御三家はじめ江戸城内でも動揺が広がる。国元で唯一賛成の旗印を掲げ孤立した重臣人持ち組頭前田直作は、過激な御為派に狙われる。その直作の江戸召還に、護衛役で同行することになった瀬能数馬。御為派は中山道の難所碓氷峠で、一気に勝負を出た。数馬は血路を切り開けるか? そして藩の命運のかかった藩主の決断は?
感想・レビュー・書評
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加賀藩主と妹尾一馬、2巻から琴とさなが出てくる。
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加賀藩から江戸までの道中
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シリーズ第二弾。
江戸へと向かう数馬達は、“御為派”の執拗な襲撃に悩まされます。
剣技だけでなく、時には知恵を駆使して切り抜ける数馬。
何だか、周りのオジサン達が寄ってたかって数馬を成長させようとしている感じですね。
ラストで思わぬ抜擢の命を受ける数馬ですが、“新たな試練”の予感です。 -
留守居役瀬能数馬シリーズ2巻。
前半は数馬の出番がほとんどない。将軍家綱と酒井、前田綱紀、前田直作それぞれの思惑がある程度あきらかになったが、それぞれの思惑が、さらにその思惑を越えて行く、かなり熱い展開で、とても面白かった。漸く題名どおり留守居役となった瀬能の活躍と、布石とされた火種の数々、かなり楽しみ。 -
第二弾
藩内の騒動から藩主の指示で江戸への護衛、そして加賀藩のいわくの有る本多家の琴姫と婚姻の約束
元上杉の忍者軒猿を使う本多家、どこにも有る後継を巡る周りの策謀 -
加賀百万石も一筋縄ではいかないわね。
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L 百万石の留守居役2
このシリーズ、数馬の成長記でもあるようだが、やたら周りの評価が高いし舞台は変わっても趣向は変わらないのねーと思ってしまう。
巻末でやっとタイトルの留守居役に。面白くなるのはここから?でもちょっと想像できるような…。 -
メインの大きな話の嘘がもっともらしい
上田先生はSF作家のように、特殊な設定の
世界を積み上げる職人です -
2014.04.05.読了