壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062778961

感想・レビュー・書評

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  • 2015/8/11 読了。

  • 長編のわりには読みやすくてさらっと読めた。

    ミステリーの中でも犯罪被害者に焦点をあてた小説ってかんじなのかな。
    主人公の過去が今の支援員って仕事を支えてるっていうのはわかったのだけどもうちょっと過去の描写があってもいいかな。
    罪を憎んで人を憎まずとはよく言うけれどやっぱり難しいことなんだろうと思いました。

  • 小説にするには動機が
    弱すぎるのでは。。。
    被害者支援とは目の付け所はいいのだが、
    もう一つ強い何かがあればよかった。

  • 3月-7。2.5点。
    犯罪被害者に寄り添う、支援課の物語。
    歩行者に車が突っ込み、登校中の子供と大人5人が死亡、
    犯人は車を乗り捨て、逃亡。支援課が乗り出す。
    事件は思わぬ方向へ。
    うーん、暗い。主人公の過去を引っ張りすぎ。
    もっと早くに説明しないと、感情移入できない。
    シリーズにするのだろうか。

  • 【書下ろし】私は今、刑事ではない。被害者の心に寄り添い、傷が癒えるのを助ける。正解も終わりもない仕事。だが、私だからこそしなければならない仕事――。月曜日の朝、通学児童の列に暴走車が突っこんだ。死傷者多数、残された家族たち。犯人確保もつかのま、事件は思いもかけない様相を見せ始める。〈文庫書下ろし〉

  • 警視庁に
    総務部犯罪被害者支援課って本当に存在するのかな⁉︎

  • 車の事故で子供や大人6人が巻き込まれた
    しかもそれはただの事故じゃない
    殺人だとしたら

    事件に巻き込まれた被害者の気持ちはどこに持っていけばいいのか…
    加害者の人権ばかりが保護されている。
    犯人を憎む気持ちは分かる
    どうしたらよいのだろう

  • 警察庁犯罪被害者支援課。被害者やその家族の心のケアを行う。警察の中にそんな仕事があったなんて初めて知りました。支援課の仕事が詳しく描かれていて、お仕事小説って感じでした。しかし、ラストはもやもやが残ります。

  • 警察にこんな課があることを知らなかったけれど、読むほどにこれも重要な仕事だと思った。ただ主人公の人柄がぐじぐじしていて、その辺りがあんまり好印象ではなかった。

  • 2015 2/9

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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