最短で結果が出る最強の勉強法 (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062814317

作品紹介・あらすじ

「平均的弁護士の約10倍のペース」で仕事をこなしてきたカリスマ弁護士が、自身の東大受験、司法試験、効率的な仕事のための知識獲得、娘の私立中学受験のために30年以上かけて培った勉強法を大公開。マトリクス計画表、3回転学習、マーキング法、長期記憶定着術、ツールの選び方など、「一生を劇的に変える」ノウハウを伝授する。

感想・レビュー・書評

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  • 参考になることがたくさんありました!

  • 現在ではさまざまな勉強法や自己啓発本が出版されており、私も数冊読んでいる。
    実際、読んでいる時は「なるほど」「よしやるぞ!」と思いながらも実践できていないものばかりである。


    この本を手に取ったのは出張中に帰りの車内で読んでみようと思ったものである。
    著者の経験を元に特に著者の娘さんでも実証されている内容ということで、興味を惹いた。


    「強力な勉強仲問を作る」ということは自分の学カアップにっながることは誰もが納得できることだと思う。
    実際、自分より同等レベルの者と勉強をし、ある意味で競い合いことでお互いの疑問点も解決できたりするものである。

    社会人になるとなかなかそのような人を見つけることが難しいが職場の仲間同士でもスキルアyプを目指す者はいるので、実践は可能であろう。



    「成功のイメージを潜在意議にすり込む」というのはちょっと角度が違っておもしろい
    著者の経験が紹介されているが、これはそれほど労力のいるものでもないので試してみてもいいかも知れないと思わされるものであウた。


    そして、私とってこの本のメインとなったのが「記億の長期定着法」である。
    記憶の話でよく利用される 「エピングハウスの忘却曲際 」を使って説明されてぃる。
    ここでは、その日勉強したことを寝る前20~30分で復習すること、前々回やった勉強内容を復習することが、記憶定着に有効と書かれている。

    復習はある程度期間をおいてから行ったほうが効果があるとのこと。
    これは実践して結果を自分で確かめてみたいと思わされるものであった。



    最後に 「右脳の活用」である。
    これは速読などでもよく言われているが、いざ自分でやろうと思っても、思うようにいかない。
    ここではビジュアル的な記憶が紹介されているが、おもしろいのは活字を読むこともピジュアル化しているというもの。

    小説などは活字として読むものの実際には脳内でビジュアル化して右脳を使われている、だから記憶に残るのだと。
    そうであれぱ、勉強にも視覚効果は重要で、マーカーぺンでラインを引くことも記憶定着には大いに役立つものであるといえる。


    スキルアップをするために勉強は必要であるが、社会人となり思うような成果が出せない現状を、このような手法を用いてみてもおもしろいと思わされた。
    何より、著者自身、そして小学生の娘さんで実践した結果というのもおもしろい

    3日坊主にならないよう統けてみたいものである。

  • まず全体像の把握が重要と説く。

  • ≪目次≫
    第1部 スタートはモチベーションアップがいちばん大切だ!
     ルール1 1冊の基本書にすべての情報を集中させよう
     ルール2 道具選びは機能性とオシャレ性を重視しよう
     ルール3 強力な勉強仲間を作ろう
     ルール4 「試験を目標にする」のはとても効果的だ
     ルール5 「成功のイメージ」を潜在意識に刷り込もう
     ルール6 勉強こそ若返りに最適である
     ルール7 自分で自分の限界を設定するな
    第2部 続ける秘訣は「楽しく勉強すること」にあり!
     ルール8 自分の心に「ご褒美」を与えよう
     ルール9 学んだことを「長期記憶」として定着させよう
     ルール10 詰め込みと丸暗記は「善」だと思え
     ルール11 勉強の時間帯は気にするな!
     ルール12 マトリクス計画表が効果を倍増させる
     ルール13 右脳のパワーを徹底的に利用しよう
    第3部 一気に成果を上げる最強のヒント
     ルール14 「突っ込む癖」で論理力を養おう
     ルール15 五感をフルに使って勉強しよう
     ルール16 教材は「迷ったら買い」を肝に銘じよ
     ルール17 資格や学歴は取れるときに取っておこう

    ≪内容≫
    読みやすく、大筋で納得できる勉強法が書かれていました。

  • 資格試験の勉強を再開するので何か勉強法の本を1冊と思い、
    評判が良かったこの本がちょうど文庫化されたばかりということで購入。

    以前の仕事の関係で、著書の「中学受験BIBLE 」を読んだことがあり、
    潜在的に好感を持っていた、ということもあると思います、選んだ理由としては。

    全体的に、勉強法の王道のような感じですが、結局、
    奇をてらったようなものは実はたいして役に立たない、
    と考えると、ある程度愚直にやらなくてはいけないということも実感させてくれます。

    すぐにでも心がけつつ実行しようと思った点をいくつかご紹介。

    ・暗記は重要。記憶力はいくつになっても伸びる
    ・「エビングハウスの忘却曲線」に基づき、即復習、1日後、1週間後、1ヶ月後に記憶喚起作業。
    ・テキストを何度も読むより、問題をひたすらこなす。
    ・テキストは「帰納的」に読め。
    ・学習は3回転させる。
    ・マトリックス計画表
    ・時間と効率のためには、金を惜しんではならない
    ・アウトプットが重要。教えることは学ぶこと。一人ディベートも有効

  • 忙しい社会人向けに実証済みの勉強法を伝授。勉強はある程度の時間を確保し実際に継続して行う必要がある。そのための時間管理法と継続するためのコツを教えてくれる。マトリクス計画表はそれを一体化したツール。タイトル通り、最強の勉強法と言えると思う。

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著者プロフィール

荘司雅彦(しょうじ・まさひこ)
1958年、三重県生まれ。81年、東京大学法学部卒業、旧日本長期信用銀行入行。85年、野村證券投資信託入社、86年9月、同退社。88年、司法試験合格。91年、弁護士登録。2008年、平均的弁護士の約10倍の案件を処理する傍ら、各種行政委員会委員等も歴任。元SBI大学院大学教授。
『中学受験BIBLE』『最短で結果が出る超勉強法』『最短で結果が出る超仕事術』(いずれも講談社)、『荘司雅彦の法律力養成講座』(日本実業出版社)、『小説離婚裁判』(講談社文庫)など著書多数。『男と女の法律戦略』(講談社)はドラマ「離婚弁護士II」の脚本に、弁護士の戦略として採用される。また「こたえてちょーだい! 」(フジテレビ)、「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日)などテレビ、ラジオに多数出演経験あり。現在、サイバー大学客員教授として「六法と法哲学」を担当、NewsPicksのフォロワー数は10万人を超える。

「2022年 『すぐに結果を出せる すごい集中力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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