30過ぎたら利息で暮らせ! (講談社BIZ)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062821223

感想・レビュー・書評

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  • 売り上げ=客の頭数×客の来店頻度×客単価
    マーケティングは、頭数の戦略か、頻度(リピート)の戦略か、量の戦略かのこれだけ

    リバース・エンジニアリング学習
    必ず一度、自分の生活で理論の有効性や本質を確かめて、そこで得た理解を業務に持ち込む

    ルールを設けると、行動が変わる。行動が変わると、自分が変わる。自分が変わると、周囲が変わる

    y=ax たくさんの定数のa(規則、法則、理論)を収集すること

    セールス=ベースセールス+プラスオンセールス
    ベースセールス(固定ファン Apple, Luis Vitton)

    人間関係と専門性

    ベースを元に利息を増やせ

  • ・とにかくよき師匠をさがす。そのためには自分から積極的に一歩踏み出す。そして素直に受け入れる。
    ・自分なりの知のデータベースを持つ。
    ・行動を変えるためには簡単なルールを作る

  • 小説仕立てになっており、わかりやすくなっています。主人公とメンターがいて、メンターにさまざまなことを教わりながら、主人公が成長していくストーリーです。ありふれたストーリーですが、わたしは結構好きです。
    自分の専門性を元本として、それにさまざまなものを付属することにより(利息)を増やしていくと考えると、何かできそうな気がします。
     仕事をする中で得たうまい方法などをまとめるだけで小冊子になってしまいそうです。今では当たり前になっているちょっとした工夫にストーリーを付けるだけで、仕事術的なものはできそうです。よし、まとめてみよう!

  • 最初はタイトルにあるように、そしてTwitterで原尻さんご自身もおっしゃっていたように投資の本かと誤解してました。

    実際には「今後の自分への投資」の話でしょうか。
    主人公の深田が異動、師匠との出会い、その師匠とのメールのやり取りなどをとおして成長していく物語です。
    これまでのHACKSシリーズとは違ったテイスト(物語調)ながら、HACKSシリーズに述べられていたようなこともあり復習できました。

    そしてなにより今年25歳になる自分自身、深田に大きな共感を持ってスムーズに読むことができました。
    深田のように成功したい、とも強く思いました。
    とすればまず行動ですよね。

    「この本から意地でも1つは応用してやる」と思いながら読むのと、ただ漠然と読むのとでは結果も違ってきそうですよね。
    迷ったときは読み返し、これからの自分の指針にしたい本です。

  • 著者の会社人ではなく「個人」としての
    仕事に対する向き合い方と人生観が詰まった本。
    この方の生き方には、共感する部分が非常に多いです。

  • キャリアについてだけでなく、ビジネスマンにとっての読書・勉強の仕方やデータの収集方法など内容は盛りだくさん。
    HACKSの技術や方法に加え、会社内個人になるためにはどうしたらいいのかについて行動のヒントが書かれている。

  • スペシャリストとして、サラリーマンの給与+αを稼げる様になろうというお勧めがテーマ。ただ、それだけではなく、若手中堅としてどのように働けばいいのかについて様々な示唆が得られる。例えば、コミュニケーションの取り方、若手リーダーとしてのポイント、学びをまず自分の生活で実践し、その後実体験としての気づきを仕事に応用するという考え方などは見習いたいと思った。ブルーオーシャン戦略をキャリア戦略に当てはめるのも面白い。

  • ☆勉強=商売道具の感覚を持とう

    ☆よき師匠を探せ

    ☆行動を変えるために簡単なルールを設定する

    ☆ルールが変わると行動が変わる。行動が変わると自分が変わる。自分が変わると周囲が変わる。

    ☆商品価値が高く、それを相手が評価してくれれば、自分から積極的に仕掛けなくても、相手から近づいてくる。恋愛も同じ。

    ☆ポジティフな行動主義であれ

    ☆30歳を過ぎたら利息で暮らせ→
    英語教師であることをやめずに、むしろ受験英語教育の能力を磨いてエキスパートとなり、生徒の合格実績を上げてから学校から受け取る給料を増やし、さらに参考書や受験テクニック本を執筆し、メディアで名前を売って収入を増やせということ。

    要するに英語教師であることを(元本)として価値を高め、そこから生まれる給料のアップや本の執筆、メディアへの登場などを(利息)として、その利息を増やしていくというキャリア戦略なのです。

  • 自らの「ダブルインカム・ノーリスク戦略」の体験的ストーリー
    題名から投資の書籍かと思っていたが、
    会社に所属しながら、会社の外でも通用する力をつける。
    ということをストーリーで伝えている。

    ストーリーの主人公が達成できたのはあくまで例のためそのままほかの人にも適用できるとは思えない。私は主題よりは内容で出てきたマーケティングの内容のほうが参考になった。

    何度か見直しても参考になる書籍。



    p.67 ビジネスシーンで使える説明レシピ
        -使命
        -最終目的
        -手順
        -時間
        -予測
        -失敗
    p.76
    マーケッターがやならければいけない仕事の根幹は、自分の扱う商品を市場やトレンドに最適化する仕事。
    相手がほしいと思うものとこちらが提供できるものをマッチングさせる。
    p.109
    企画書自体にもルールを決める
    例:1シートに1メッセージ。タイトルの下には線を引く。フォントは2種類だけ。色は写真以外は3色。
    p.126
    現場を動かすコツは、「目的」「決定事項」「スケジュール」。PMはこの3つを明確に。
    p.165.
    マーケティングとは確率論。  ★
    失敗しない確率を高めるための思考技術。
    p.187
    スペシャリストは積み上げた知識がゼネラリストより深いからその知識を元本に副業のプラスオン収入をつくりやすくなる。
    p.212
    ポジティブは行動主義であれ
    p.215
    スペシャリストであることは、「会社内個人」としてその部署のスペシャリストになることが必要。

  • 自分の価値を上げることの大切さを学んだ

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著者プロフィール

(はらじり・じゅんいち)
マーケティング・プランナー。1972年生まれ。大手広告代理店でブランドマーケティングのプランニングを7年間行う。大手レコード会社でアーティストや映画のマーケティング・宣伝プランニングを担当。現在、株式会社ブルームコンセプト取締役。主な著書に『IDEA HACKS!』(小山龍介氏との共著)、『READING HACKS!』『PLANNING HACKS!』(以上、東洋経済新報社)など。
ブログ:http://d.hatena.ne.jp/Juichi_Harajiri/

「2011年 『アイデアを形にして伝える技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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