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- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062828123
感想・レビュー・書評
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国が蘇我と物部とで揺れ動いていた時代に生きた穴穂部の激情を鮮やかに描いていた。
個人的には宅部と仲が良くて嬉しい。藤ノ木古墳だ。
印象的だったのは渡来人の感情をとても細かく描写していたこと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
穴穂部皇子を主人公とした飛鳥時代小説。
著者の藤ノ木陵先生の名前は藤ノ木古墳を由来とされてるのでしょうけれども、それにふさわしいこだわりが見られる。創作だから史実と離れていても仕方ないよね、という逃げ・妥協がほとんど無い。
史書や研究書を読み込んで、全力で書き上げたことがわかる。古代史ヲタも納得の作品。