真庭語 初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫 初代真庭蝶々 初代真庭白鷺 (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062836876

作品紹介・あらすじ

この国が戦国で、この世が乱世であった頃――。
不穏な気配ただよう歴史の暗がりで、静かに命の火花を散らす者達がいた。その名も、真庭忍軍。“しのび”である彼らが、この時代を生き抜くために選ぶ新たな道とは――!?

無欲の無頼派――真庭蝙蝠。
慈愛の夢想家――真庭喰鮫。
不屈の求道人――真庭蝶々。
異端の実力者――真庭白鷺。
人外にして埒外の異能集団・真庭忍軍の伝説はここから始まる!

これぞ豪華絢爛戦国図屏風、真庭忍軍ただいま見参!

感想・レビュー・書評

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  • 本編(刀物語)を知らないが楽しめた不思議
    内容が薄いのか、別物として楽しめるクオリティなのかは不明。

  • 読み返し。自分は刀語を読む前に真庭語を読んだので、刀語を読み返すにあたって先に真庭語を読み返そうと思った。初代 真庭白鷺が好きだったなあ。堕天使(ありえる)が今読んでも面白い。

  • 刀語関連として続けて読み。
    初代まにわに頭領となったもののうち4人について記載した話。

    個性的ではあるけども刀語との関わりは薄い感じでした。
    蝶々のところで登場した鑢一根との対決は繋がりが見れてよかったです。

    西尾維新さん的には真庭語を続けて出したかったのかもしれないけれど、
    いかんせん刀語とか他の物語と比べて弱い気がしました。

  • 口直し。
    一瞬推理小説風にするのかと思ったけれどそういうことでもありませんでしたね。
    思い入れがあるのは、刀語に出てきた面子なので、初代の話をされてもなぁ、という気持ちがちょっと残りますね。

  • 978-4-06-283687-6 215p 2008・12・1 1刷

  • 「初代・真庭蝙蝠」
    出世欲、権勢欲に欠ける無頼派。
    通称『無類の蝙蝠』。忍法『骨肉細工』を使用。
    真庭春蝉を殺した犯人を探す物語。

    「初代・真庭喰鮫」
    争いを好まぬ、異端の平和主義者。
    通称『涙の喰鮫』。忍法『渦刀』を使用。
    相生人軍に囚われた捕虜を救出する物語。

    「初代・真庭蝶々」
    忍者には不適合な体格を持つ拳法家。
    通称『不遇の蝶々』。真庭拳法を使用。
    任務帰りに鑢一根と出会う物語。

    「初代・真庭白鷺」
    里の誰とも噛み合わない変わり者。
    通称『長槍の白鷺』。忍法『逆鱗探し』を使用。
    真庭狂犬と丁半博打をする物語。

  • 時は戦乱の世。
    真庭忍軍は、新たに十二頭領制を導入しようとしていた…。

    刀語のスピンオフ作品。真庭忍軍がメインのお話です。
    初代蝙蝠・初代喰鮫・初代蝶々・初代白鷺を描く短編集。

    確かに、戦乱の世であれば、十二人の頭領を配し、それぞれに活躍させるのがよかったのでしょう。それほどに実力を持ち、且つ個性的な忍ばかりです。
    それゆえに、本編刀語の中での真庭忍軍の凋落っぷりが哀れですね。平和な世の中では忍というものは生き残るだけでいっぱいいっぱいだろうし、本編で出てきたまにわに達は、初代に比べてしまうと完全にモブですね。

    短編集だからこそ個性的で強烈なキャラを簡単にまとめられた感じです。忍法というか超能力だろ、という技が多い真庭忍軍の中でも、初代喰鮫は規格外だし、狂犬は本編に比べて若干性格が違うような印象で、まぁ、後付けよのうな短編集です。

  • 刀語のスピンオフ作品。
    刀語読んだの今年だけど、まにわにについてはもうあんま覚えてない…のでほぼニュートラルな状態で読んだけど、うむ、やっぱもうちょい早めに読むべきだったかな…。まあ、実際ほぼ話は繋がってないのでどっちでも良さそうですが。
    内容はいつもの西尾といった感じでかなり薄め。四人の忍者の話なので一話あたりもかなり短く、あっという間に読み終わった。あとがきで残りの8人についても書きたい的なことを書いてたけど、今まで出てないということは出なさそうだなあ。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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