- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062837811
作品紹介・あらすじ
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
“誤解を解く努力をしないというのは、嘘をついているのと同じなんだよ”
阿良々木暦(あららぎこよみ)の影に棲む吸血鬼・忍野忍(おしのしのぶ)。彼女の記憶から呼び覚まされた、“怪異を超越する脅威”とは……!?
美しき鬼の一人語りは、時空を超えて今を呑みこむ――!!
きみだって、知ってたはずの嘘だった。
感想・レビュー・書評
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あの子との絡みが大好きだったので。
悲しい寂しい切ないことです。サヨナラなんて。
曖昧になんとなく、みんなで楽しくやってきたことも、きっちりはっきりさせるべき時がきたのかな。
おふざけ感が強い作品のシリアスモードってたまらないよね。
最終回とか泣くんじゃないか、わたし。 -
嘘、くらやみ、世界の法則、神と鬼。物語シリーズも終盤。最後の最後でこよみんはフラグ立てちゃったんじゃないかなと思うわけで。怪異には怪異に対するルール、法則が適用され、ルールから目をそらすことは出来ない。向き合うことがいかに難しく、大切なことであるかを考える作品。
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図書館で借りる。忍と思いきや八九寺エンドで、今までで一番切ない物語だった。この二人の掛け合い好きだったのにな。
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そろそろ時系列が混乱してきた。タイトルが「鬼物語」ではあるものの、終盤は真宵の存在に関わる問題に発展。ルールに外れたものを罰し世界から排除する、そんな存在があったなら。
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“誤解を解く努力をしないというのは、嘘をついているのと同じなんだよ”
阿良々木暦(あららぎこよみ)の影に棲む吸血鬼・忍野忍(おしのしのぶ)。彼女の記憶から呼び覚まされた、“怪異を超越する脅威”とは……!?
美しき鬼の一人語りは、時空を超えて今を呑みこむ――!!
きみだって、知ってたはずの嘘だった。 -
鬼物語。っていうから忍ちゃんのお話かと思いきや、そうなような違うような・・・。まぁ、忍ちゃんのお話と言えばそうなんですけど、結果は忍ちゃんのお話ではないからね・・・。
突然現れた「くらやみ」なんとも表現しようのないその物体(?)からかろうじて逃げ出した暦と八九寺と斧野木。いったいあれはなんなのか。
忍は過去、数百年昔にアレと出会ったことがあって・・・。
忍の昔語からその正体が・・・。 -
タイトル詐欺だろこれ。
まさか最後がこうなるとは。もうね、本当にダメージがデカい。でも予想はできたんだよ。花物語で彼女のことが過去形で語られてて、まさか……と思ったけどそれがこんなすぐくるとは。俺は悲しい。悲しいよ。悲しい。たしかにいろいろあると思う。「タイトル詐欺だ」とか「忍わりとどうでもよかった」とか「8割無駄話」とか「斧乃木ちゃん可愛い」とか。でもさ、大事なのはそんな些細なことじゃなくてさ、いかに心が揺さぶられたかってことなんだよ。これはすごいことだよ。そうだよ、八九寺はすごいんだ。すごいんだ……。