探偵チームKZ事件ノート 消えた自転車は知っている (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2011年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062852029
感想・レビュー・書評
-
自転車泥棒を追ううちに大きな犯罪に……という話で、塗料の手がかりとか、ききこみ捜査とか、いちおうちゃんとミステリしてるんだけど、何よりも中受とか進学塾とかの書きこみがすごい。そこに完全お姫さまポジションの主人公と、イケメンの少年達が配されているという、なんともすごい設定なのだった。あとはその設定が好きになれるかどうかということで。うん。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めは4人のイケメン小学生だったけど、今ではみんな成長しイケメンたちも増え最高の世界!話も面白い!かなり前からのシリーズ物なので初めて読んだ時は子ども、今では立派な大人という人も多いはず…。でも大丈夫!大人でも楽しめる。シリーズ全巻読破中!まだまだ続いてます!
-
読書好きの6年生におすすめされたので読んでみた。日常ミステリー系統なのかな。謎解きも面白かった!
イケメンで頭もよく、サッカーも強い4人組男子KZの仲間に、ひとりだけ入ることになった女の子、アーヤが主人公。
ここからきゅんな展開が待ち受けているのでしょうね…と予想されるラブコメぶり。
個人的には藤本ひとみ、コバルト文庫以来の再読で、だいぶアツい。いやー、このシリーズ、こんなに面白いならはやく読んでおくんだったなあ。 -
小学6年生の彩は、通っている進学塾の特別クラスに入ることに。特別クラスのメンバーは、成績が良く特定科目に秀でたエリート男子4人組。その中の1人、若武の自転車が盗まれた?! 若武に上手く乗せられ、5人は消えた自転車と犯人を探し始める。
図書館本。
うわぉ、小学生のうちからエリート様逆ハーレムっすか!と思ったら、元はコバルト文庫だったのか。エリートとかお嬢様とか出てくるの、結構多かったもんね……。
探偵とはいっても、推理よりも足で稼ぐスタイル。しかし事件の真相がショボい。そして黒木がオールマイティ過ぎ。
主人公の性格もなぁ。自意識過剰、察してちゃん、人を見下しがち等、負の要素オンパレード。
設定もなんだかザルで、進学塾に通っていて特別クラスに選ばれる割に、“エキスパート”も“理不尽”も知らない主人公! 習っていない単語はわからないんだそうで。これ、国語が得意って言わないよ?
他のメンバーも、盗難防止チェーンを切れるかどうか引っ張ってみたりとか……人力で簡単にちぎれるわけないだろ! 本当に頭良いの?
てなわけで、ちょっと昔のコバルト文庫に割と見られたご都合主義をバッチリ備えた作品で、私には全く合わなかった。
もともとのコバルト文庫版は1992年頃の作品らしいので、現代っ子から見るとおかしな部分もあるのでは。
誰一人スマホはおろかガラケー、PHSすら持っていない。(連絡は固定電話のみ)
外国語の単語を調べるのは紙の辞書頼み。(そういえばパソコンも出てこないような)
しかし「プリキュア」は放送されている。
う~ん、ストーリーへの影響が大きいから変えられないのだろうけど、もう少しなんとか……。違和感ありまくり。 -
藤本ひとみさんが昔好きだったので購入しました。
この本も期待していましたが、大人の私には満足できるものではありませんでした。
藤本ひとみさんは好きなので、他の作品も是非読んでみたいです。
こちらはあくまでも小学生用なので、大人の方だとあまり満足はできないかもしれません。
ただ、藤本ひとみさんの本を読み始める時のワクワクを思い出して、とても嬉しくなりました。 -
違和感の塊。固定観念の塊。
男の子だから、女の子だから、勉強ができるから、仲間だから、お姉ちゃんだから…。
簡単に犯罪も犯しちゃうし、それをカッコいいことのように書いているし、違和感しかない。
最初は主人公のコンプレックスということなのかなと思ってた、でも違う、周りの先生も友達もみんなでそう言う、ごく自然に、これは作者がそれを不自然と思ってないということだと思う。作者は誰?藤本さん?住滝さん?
生徒たちにとても人気があるシリーズだけど、とてもじゃないが、このままだと私はお勧めできないよ。 -
・小学6年生の立花彩が出会ったエリート4人組の男の子を消えた自転車の謎を追うことになります。ドキドキ、ワクワクがおもしろい本です。ぜひ読んでみてください。
・この本には、たくさんのなぞと主人公の人間関係が面白おかしく書かれています。また、一生役に立つ驚きの新情報もたくさん書かれています。そして、なんといっても、1冊で1つの事件が解決されるのでどこから読んでも面白いという所が魅力です。ぜひ、読んでみて下さい。 -
すごい嬉しいの一言!
旧作の友愛クエストから、長い年月を経て、またみんなに会えるなんて夢みたいです!
お話自体は、前に読んだ旧作を児童向けに簡潔にした感じですが、ほんと久しぶりに読んだので、あの頃のトキメキを思いだして懐かしくなりました(笑)
話には関係ないですが、小塚くん旧作よりやせてるじゃん(笑)とか、挿し絵を見てニヤニヤしてしまいました。