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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062853828
感想・レビュー・書評
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「幸せって意外と近くにあるものよ」というような、ほっこり系の話かと思いきや、ちょっと印象が違った。「人間は、人間以外の世界をぜんぶ、敵にまわしているのよ」という台詞とか、ちょっとドキッとする。
チルチルとミチルに、同行者がいるのも意外だった。彼らが良い味を出している。
青い鳥を探しながら、色々な世界を見るチルチルとミチル。光があれば闇があり、生があれば死があり、幸福があれば不幸がある。
江國香織さん訳で、とても読みやすかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
名作『青い鳥』。あらすじぐらいは聞いたことがある人も多いかもしれません。内容はとても深く、本当の幸福とは、幸福にはなにが必要か、幸福はどこにあるのか、などについて、作者は想像力を大きくはためかせて書いています。
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おばあさんがちるちるにダイヤのついたぼうしをわたして、ダイヤを回すとまわりにあった物からこびとが出て来た所がすごくふしぎでした。青い鳥を探しに行った時、いろいろなできごとがおこってドキドキしながら読んでいました。とちゅう、くまやぶたがおそいかかってくる時もとても心配でした。私もしあわせになれる青い鳥がほしいなあと思います。なぜ青い鳥はしあわせにしてくれるの?