- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062869430
感想・レビュー・書評
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十二国記と似ている。とあったので読みました。
むしろ十二国記という言葉がなければ読まなかったのではないか――と思います。
似ていると言われれば似ているが、違うと言われれば違う。
ファンタジーって結局どれも根本は変わらないので、どのファンタジーも似たり寄ったりになってしまうものなのかなと思うので特に問題ないかな、と思います。雰囲気が似ている――だからなんなの?面白ければよくない。って思いました。
でも、読んでみて、パクリとは違うと思います。主人公は四巻ずっと変わらないし、一人が四つの国を見て回るという形なので、十二国記と言われると肩透かしを食らうと思います。
国があって、天があって、王がいる。そして地図。作り込まれていれば何でも十二国記かと言われると、ちょっと違うかな、と。これはこれで面白かったです。最後の決断が個人的に気に食わなかったので★4です。実際には3.8といったところかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
色々と意見はあるけど、読んでみて損はないと思う。
確かに最初の地図はちょっといただけない。王と天令っていうのもたしかに某小説を想起させる。
けれども既刊の本3冊を読んだ感想としては途中からは全く気にならず別の小説として楽しめました。
一巻を読んでもういいや、っていうのは勿体無いかと。1巻よりも2・3巻が面白かったので。 -
面白いです。架空の中国のような世界観、まるで十二国記のようなファンタジーです(ホワイトハートだし!)。六七質さんのイラストも美麗でキャラクターの魅力にどっぷり浸りました。またしても一歩間違えればBLです(笑)。練り上げられた設定も読みやすい文章も潔いラストも、全て満足の読後感です。どうやら物語は続くようです。どうか十二国記のように終わらない傑作になりませんように(汗)。シリーズ次巻にも期待大です。
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おんもしろかった~~~!!!w
ラノベ的?とか思って、ナメてかかってスミマセン(^_^;)
いやー、よかった!よかった!一気読みでした!!
飛牙と那兪の会話にププッと笑っちゃったり、
裏雲が魅力的だったり♡w
人気の「裏閻魔」よりサクサクとしてて、好みだったかもーw
天から堕ちた那兪ちゃ~ん!
きっと人間界の方が楽しいよ~~~ww