- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062901536
作品紹介・あらすじ
古今東西、酒にまつわる名作『酔っぱらい読本』から日本の作家のエッセイを精選。
感想・レビュー・書評
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様々な酔っぱらいのエッセイを集めたもので、昭和の作家たちの昭和らしいエピソードが満載で、作家らしい(らしくない?)一面が垣間見られ、酒家と書いて、さっかと読む的ないい作品集になっています。
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酔っぱらい読本 (講談社文芸文庫)のエッセイ集です。
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夢屋書店伊勢崎、¥1365.
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酒にまつわる話のアンソロジー。全部が全部、面白かったわけではないが、半分くらいは人に話したくなるような話。それこそ、酒をお供に飲ませて、いや読ませてもらった。箸休めもあり。楽しい読書。
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戦前ビールの泡もビールであるか?が裁判所で争われた。
芥川龍之介は酒は不浄な気がして嫌いである。 -
わずか230ページの文庫本なのに、1300円。
講談社文芸文庫、しかもこの面子の酒の本だからこれでよいのだ。
どこまでも吉田健一らしい「飲む場所」も良いが、埴谷雄高(こんな人名の変換すら出てこない・・)の戦後派作家との付き合いの数々の話、そして山口瞳の昼のビールの最後の文章、「ビールなんて、それでよいと思った」にしびれた。 -
この著者を見ただけで、泣きそうなのに、さらに酒のはなしばかりなんて、ステキ過ぎる一冊です。