超高速! 参勤交代 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1845
感想 : 219
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062930635

感想・レビュー・書評

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  • そんなに上手くはいかないだろ、って感じました。

  • 映画化されているのは知っていたので誰がどの役かチェックしてから読んだのでスイスイ読めた!
    超高速!なだけあってテンポもいい!

    笑って ホロリとして.
    人の上に立つ人は内藤政醇のような人だよね…

  •  たった5日間で東北から江戸まで参勤交代しなければならないという設定も面白いが、こういった小説にはやはり度肝を抜く人物設定が注目である。なにせ、個性的でめっぽう強い。弱い部分もあるのだが、強さの陰に霞んでしまう。
     金や権勢に頼るのではなく、真面目にコツコツ助け助けられながら生きることとはどういうことなのか、考えさせられる作品。いつも犠牲になるのは下々の者。こんな世の中でよいのか?
     テンポもいいので面白く一気に読めてしまうが、そうしたことは作品を通して伝えられている。

  • 東北から5日で参勤交代という難題を乗り越えるストーリー。テンポが良くて読みやすいけど、忍びの段蔵があっさり死んじゃうのは悲しかった。好きな女の人も良いけど、藩主には段蔵ももっと大事に思って欲しかったなあと思ったので星2つ。

  • テンポの良い読み物です



  • 東北は湯長谷藩。
    お上より五日以内に江戸へ参勤せよとの命がくだる。叛けばお家取り潰しは必定。
    しかしながら、小藩である湯長谷藩には財政難で費用も、大名行列を組む人もいない。
    藩主、内藤政醇は知恵物の家老と共にいざ江戸へ。

    なんとも胸を空く一冊でした。人情ものには目頭が熱くなる。地方と中央という構図も、現在に通づるものがあるか。こういう藩主に仕えることができた家臣団や民は幸せだな。

  • ストーリーはとても単純で大きな展開もどんでん返しも無いのに心温まるのはもはや水戸黄門や遠山の金さんも見て同じ気持ちになる年齢に自分自身がなってきたのか? 時代物の良さはその時代の価値観、人としての生き方が今の時代とはかけ離れてるんだけれど何処かで憧れと言うかそうなりたいという願望が読む者の心に響くものがあるんだと思う。 特にこの作品は時代物の中でも時代背景の小難しい、長々しい所が無いから読み易いもの好感が持てる。 小説としての重みや深さが無いとも言えるが単純に面白おかしく読める作品もたまには良い。

  • 大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
    https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/632973

  • タイトル勝ち。
    そして、タイトルに負けないエンターテイメントでした。
    下町ロケット、江戸時代版って感じが好きです。

  • 最高!

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。2011年「超高速!参勤交代」で第37回城戸賞を受賞し、同名映画は第38回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第57回ブルーリボン賞作品賞を受賞。さらに同名の小説で作家デビューを果たす。他の著書に『幕末まらそん侍』『超高速!参勤交代 リターンズ』『引っ越し大名三千里』『スマイリング』『チャップリン暗殺指令』など。

「2022年 『決戦!賤ヶ岳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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