忖度 百万石の留守居役(十) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.63
  • (3)
  • (11)
  • (13)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 119
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062938204

作品紹介・あらすじ

若き留守居役として成長する数馬。お国入りし、琴との仮祝言を果たすも、難題を受け、隣国越前へ! 包囲網の中、数馬一行は大暴れ!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ第十弾。

    越前福井藩に使者としてやって来た数馬は、お約束のように襲われます。
    数馬もすっかり襲撃慣れして、良いんだか悪いんだか…。
    そして、藩主含めて"どうかしている”状況の福井藩から数馬は無事に帰還できるのでしょうか。
    次巻も波乱の予感です。

  • 第十弾
    徳川への忠義の勘違い?忖度、敵地越前へ乗り込んだ数馬と石動、そして軒猿の頭、一方には越前福井藩の親藩にも陰謀の策が
    城中で襲われた主従は、多少道理のわかる家老の屋敷へ、そして琴も救援の策を

  • 福井藩主が情けない。

  • 数馬は隣国越前へ。敵陣包囲の中、血路を開け! 藩主綱紀への百万石を世継ぎなしに陥らせる襲撃を受けて、綱紀と宿老本多政長は、数馬を隣藩福井に向かわせた。加賀の監視役にして名門の越前松平家。敵城で数馬は、いきなり包囲されてしまう。文庫書下ろし。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

上田秀人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×