門前仲町 九頭竜覚山 浮世綴(一) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.33
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 16
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062939119

作品紹介・あらすじ

雲州松江の粋人大名松平治郷の気まぐれで、学問一辺倒だった九頭竜覚山は、花街門前仲町に仮寓することになった。この堅物兵学者に、深川一の売れっ子芸者米吉が惚れたのだから、わからない。料理茶屋万松亭の主長兵衛に、覚山は通りの用心棒をたのまれる。ある夜、料理茶屋青柳でひとりの深川芸者が殺された。定町廻りの喜平次と謎を追うことになった覚山だが!? 剣難、女難、深川人情新シリーズ、開幕!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2018年4月講談社文庫刊。書下ろし。シリーズ1作目。深川永代寺門前仲町に辰巳芸者の米吉と世帯を持つことになった兵法学者の九頭竜覚山の身過ぎ世過ぎを綴る、捕り物あり、チャンバラありの江戸人情ストーリー。慣れもあるのだろうが、芸者殺人事件の展開が、ややこしく、もう少し簡潔に描いても良いのにと思いました。

  • 堅物兵学者に深川一の名花がなにゆえ?

    雲州松江の粋人大名松平治郷の気まぐれで、学問一辺倒だった九頭竜覚山は、花街に仮寓することに。この覚山に深川一の売れっ子芸者米吉が惚れて押したおす。ある夜、料理茶屋で芸者が一人殺された。文庫書下ろし。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1950年沖縄県生まれ。出版社勤務を経て、2005年に時代小説作家としてデビュー。著書に〈闇を斬る〉〈霞幻十郎無常剣〉〈九頭竜覚山浮世綴〉シリーズなどがある。

「2023年 『闇を斬る 龍尾一閃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荒崎一海の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×