夏の前日(1) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 826
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063106244

感想・レビュー・書評

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  • 身も蓋もないこといえば、「美大生が童貞捨ててワンランク上がるお話」w
    でもストーリー自体はしっかりしていて、絵柄も好み。
    主人公の「絵を描く」ことに対する姿勢と気迫が質量を持ってぶつかってくる。
    これは非常に良い漫画です。

  • 既刊4巻まで読了。

    某ヴィレヴァンでジャケ買いしました。絵が素敵すぎて。
    設定だけ見ると、和服年上美人×画学生…という。なんと…あざといんだ…、と思いながらも、しかしその設定は確かにツボではあるので、とりあえず1巻…と思って買ってみたら、瞬く間に既刊全部買ってましたとサ。
    絵で、「恋風」の人かなーと思ってたらドンピシャでした。
    (あれもねえ、このタッチの絵ですげえ話描くなあ、と思っていたのですが…。)
    『夏の前日』はすごく話とタッチがマッチしてていいなあ、とおもいます。あの描き込みはすごいよねえ。陰影が優しく美しい。
    あとエロい。とにかくエロい。かわゆくエロい。女性視点のエロでエグさがないのがいいです。たまにクスっとさせてくれるし。
    晶さんの身体のラインがすごいリアルにエロくて、いいです。いいですよ~~~。

    さて、中身の話。
     
    多分おそらく晶さんと同世代で、尚且つ(一応)絵描き業をしている身としては、主役2人のどちらの視点にも(全てではないものの)共感できるので、おもしろい読み方ができております。

    表現者が彼氏、の経験があるだけに、「芸術家って勝手だわ」もよく分かります。同時に「その孤独が好きだ」の気持ちもよくわかる。彼がスッゲエもの作ってくれるならエンヤコラですよ。

    そして、そうなんだよね、ゲージュツカとして惹かれる人と、好きな人が違うってことは、ままあるんですよね、ああー。。。一緒の場合も勿論あるけど…。恋とハッキリ境目がつくものではなく、ひどく曖昧なものだけど…。
    哲生は責められない…責められんよ…わたしは…。
     
    語ると止まらなくなりそーなので(もうこの時点で超長い)、そろそろ切り上げます。
    これ前日譚なんですよね。ネタばれを厭わない人間なので、早々に後日の話の内容を漁ったのですが、そりゃそうなるよねえ、という感じ…。結末はすでに分かっているので、そこにどうもっていくかが期待されます。 

  • 「創ることって創る作業しているあいだだけじゃなくて人生全部が関わってるよね」 ノスタルジックで官能的で、とても美しい作品です。

  • 画家志望らしき美大4年生と画廊の年上和服美女がセックスするゆるめのエロ漫画。

  • 晶さん、色っぽくて可愛い人。

  • 読了。美大生の話。性描写がありドキリとした。でもエロ漫画とは違うように思った。

  • 読んでみたら男性向けだった!なんていうか近代文学っぽい?雰囲気のある作品だった。えろくて素敵なおねーさんが出てくるよ
    漫画なんだけど小説みたいな、不思議な感じ
    男の子にはおすすめ

  • 青木くんのこと、嫌いになれなくてつらい

  • hontoで第1巻が無料だったので読んでみたら、見事に面白いではないか。冬目景が好きな人なら絶対にハマると思う。和装っていいね。…ということで最終巻まで買うことになってしまい、hontoの思う壺という罠(もちろん定価では買わず、クーポンとポイントの優待日を狙って約58.5%オフ)。

  • 美大生の青年と、画廊で働く大人の女の恋愛。

    単純じゃない。始まり方も関係性も。
    なんか、唐突に始まったなあ・・・。不思議な感じだが、案外現実もそんなもんなのかもしれない。(個人的にはそういう経験はないが)

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著者プロフィール

1998年、第4回MANGA OPENにおいて『水と銀』でわたせせいぞう賞を受賞。1999年、読み切りシリーズ『水と銀』(現在は『水の色 銀の月』に改題)にて「モーニング」でデビュー。2001年より「イブニング」にて『恋風』を連載、2004年にアニメ化。2009年より2014年まで「good!アフタヌーン」にて『夏の前日』を連載。

「2015年 『蟲師 外譚集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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