ブラックジャックによろしく (6) (モーニングKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 793
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063288933

感想・レビュー・書評

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  • 庄司先生と宇佐美先生の話が殆ど。教授の追い込みも大学病院っぽくていい感じ。
    斎藤先生はいらない子。

  • 佐藤秀峰

  • この人は何も知らずに死んでいくんだ……!!

    「大丈夫」「がんが治った人は、がんと闘った人です」
    医師・庄司のその言葉だけを信じて、辻本は激しい副作用に耐えていた。彼女は、自分のがんの完治の確率も治療の選択肢も、そして医者の言葉の真意も、何も知らない。
    現実に苦しむ斉藤を『大人』にしようとする庄司は、昔話を始める。なぜ医者は告知を嫌がるのか、告知の先で患者は何を思うのか、庄司にそれを教えてくれた患者の昔話を……。
    これが、この瞬間も日本中で行われている、日本の『がん治療』だ。

    「ブラックジャックによろしく」は、いまやコミックを超え、ノンフィクションを超え、文学すら超えて、我々の時代が初めて持った、知・情・意のすべてを錬磨する新しい情報メディアとなった。これからの時代、「ブラックジャックによろしく」を読んで悩み苦しんだことがない医者にはかかるな、といいたい。

  • がん医療編2

  • がん医療編2。抗がん剤の是非、未承認薬の問題。告知の問題。告知の先には絶望しかないのか?自分ががんになったら抗がん剤は拒否するかもしれない。庄司と宇佐美が道を別れた原因。延命とはなにか。生きるとはなにか。

  • 前巻に引き続きがん患者さんへの抗がん剤投与から話は始まり、庄司&宇佐美の研修医時代の話へ。斉藤先生はどこへ行っちゃったんじゃい!!というツッコミも入れつつ、でもやはりぐんぐんひきこまれて読んでしまった。今は淡々としている庄司が、斉藤先生のように熱血だった時代に何があったのか、そこは次巻にならないと分からないのですが、この作品、単行本になった時の話の区切り目が悪すぎて、早く次巻!!っていう期待よりも、読後の消化不良感の方が先立ってしまうんですよね、どうしても。ま、とりあえず10月まで待つしかないのですが、辻本さんから「笑顔がステキになりましたね」と言われた斉藤先生には、やっぱりどこか熱い部分は持っていて欲しいな。感情のない、感情を押し殺しすぎる医者にはなって欲しくない。感情出しすぎでもまずいから、そのバランスが難しいんだろうな。彼の葛藤は相変わらず見ていてとても辛いです。

  • 一巻からずっと読んでます

  • ブラックジャックは出てきません
    名医も出てきません
    大反響・話題沸騰のリアルを追求した医療ドラマです

    主人公の斎藤は何の力もない研修医です
    医者、病院、医学・・・
    人の生活にに馴染み深いはずなのに、そこはあまりに隔離された世界です
    矛盾を見過ごせず、やりきれず、必死の抵抗をする斎藤の奮闘がよりリアルに描かれています
    イロイロと考えさせられる作品です
    斎藤や患者、医者達が不意に発する一言がガツンと胸を打ちます
    泣けますよ

    「海猿」の佐藤秀峰氏の作品
    絵や表現にかなりアクがあって、人によっては受け入れづらい面もありますが、
    必死なところの描写なんかがこの作品に非常にマッチしていると思います


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