リトル・フォレスト(2) (ワイドKC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063375824

感想・レビュー・書評

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  • 自給自足は大変だけど、おいしそう。

  • 生きてく上で目を逸らしてしまいそうなることに向かう。
    大人になるって、折り合いを付けるって難しい。
    主人公の背景に少し触れている。
    母が奔放過ぎて、なかなか壮絶。
    ちゃんと自分で決めて着地できた。
    良かった。

  • 完結。
    やっぱり基本は食べ物のエピソード。
    その中で、主人公いち子の迷いやら決意やらを表現しようとしている。
    思ったよりは掘り下げないままだったという印象だけど、各エピソードに散らばってる断片で想像はできるかな。

  • むずかしけど、ちょっとあこがれる。また読むね。

  • ほんの少し出てくる主人公の「心の持ちよう」が邪魔。もうすでに語り口やエピソードに染み出ているので、不要。
    ラストがいきなり地方再復興!になっていたのも、マイナス。
    たぶん個人的に、そういう事は初めに無理矢理唱えるより、復興が地道に成っていくことで内から興ってゆくのが自然だと思っているからかも。

  • 田舎で一人コツコツ暮らす話。
    スルメ本。
    何回も繰り返し読みたい。
    料理が常にうまそう。

  • 働くことは生活することだ。
    都会で暮らしていると、外で働いて家に帰って休むという生活パターンがなりたち、生活するために働いている。
    一方、田舎で暮らすと生活することは働くことだし、働くことはそのまま生活することにもつながる。
    その生活の中心にあるのは、食べることだと感じた。めいいっぱい働いてお腹を空かせたところにおいしいごはん。これ以上の幸せはそうそうない。
    食べること、食……田舎暮らしは農業だ。

  • これ読んで安易に田舎暮らしびばーという人もいそうだけどそういう話ではないことは読んでいればよくわかる。
    色々な苦しさとか辛さもおいしい野菜やケーキが揉み解してくれる。
    そういう生活はしかしあこがれてしまうなあ。

  •  

  •  農業って大変なんだなぁ。

     これは、私のことを言っているのか?と思うシーンが1つ。


     都会(?)での生活がうまくいかなかったために故郷に帰ってきて一人で農業始めた主人公に対し、


     「一人で一生懸命やっててすごいって思ってたけど、
     実はいちばんカンジンな事から目をそらしてて、

     そのことをごまかすために、自分をだますために

     その場その場を”いっしょうけんめい”でとりつくろってる気がする。


     ホントは 逃げてるんじゃないの?」



     いやはや全くその通りでね。

     だから辞めようとしてて、でも迷いが消えなくて。


     でももう、弱い自分には負けたくないよ。

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著者プロフィール

五十嵐 大介(いがらし・だいすけ)
1969年生まれ。マンガ家。2004 年『魔女』(小学館)にて文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。2009 年『海獣の子供』(小学館)にて第38回日本漫画家協会賞優秀賞および第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。同作は 2019年にSTUDIO 4℃制作によるアニメーション映画も公開され好評を博した。その他画集に『海獣とタマシイ』(小学館)、絵本に『人魚のうたがきこえる』(イースト・プレス)などがある。

「2020年 『バスザウルス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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