おいピータン!!(11) (ワイドKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 168
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063376579

作品紹介・あらすじ

食事の好みが合う男はイイ男! 好きな人とのゴハンは絶対美味ピー。恋と食のハーモニーをホットに描く人気ショートコミック!!

食と愛がある日常風景を独自の視点からするどく、そしてあたたかく描いて大人気のオムニバスショートストーリーの単行本もついに11巻! デブでメガネでハンサムじゃないイケメン大森さんとメガネ美女渡辺さんの関係もますます順調。読むと幸福感と空腹感に見舞われます!!

感想・レビュー・書評

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  • 安定感のある面白さ。
    平和な日常を切り取ったようなマンガで、好きです。

  • わたしねぇ〜食べるのが好きな人が好き。一緒に食べると倍美味しい、みたいな。女なら森三中のような人。男なら大森さんのような人♡

  • 漫画喫茶で読みました。

    西原理恵子さんがこのシリーズのことを「誰も傷つけずに、ちゃんとギャグ漫画になっている」と評価されていて、確かに~!と納得。
    どうしても、ギャグ漫画って、誰かを落としてナンボってところがありますから。
    安心して笑えます。

  • 男女の機微と食欲・嗜好の深いつながり。伊藤理佐さんの描き方がいつもいつもいつも深い。「ヒロミ」に髪を切ってもらう大森さん。りんごが集まってきちゃうマユちゃんのお家。

  • 13巻の発売予告を見て、買い忘れていた12巻を購入。やっぱりいいなあ。笑えて、しかもほっとする。

    西原理恵子さんがこのシリーズのことを「誰も傷つけずに、ちゃんとギャグ漫画になっている」とほめていて、全くその通りだなあといたく感心してしまった。こういうところがサイバラの凄さなんだよね。

    「女のコ」のお仕事や恋愛模様を描いた漫画はたくさんあるけれど、「おいピータン!」は群を抜いておもしろく、しみじみ共感することが多い。食べ物を中心にした話だからかなあと思ってきたけれど、なるほど、どのキャラにも作者が「バカだねえ、でもあなたの気持ちはわかるよ」と言っているからこその味わいなのだなあと気がついた。

    メインキャラである太っちょの大森君とメガネ女子の渡辺さんはもちろんいいけれど、私のお気に入りはまゆちゃんのお父さんとお母さんだ。このお二人は伊藤理佐さん自身のご両親がモデルに違いない。今回は出番がなくて残念。12巻で一番良かったのは「おひとり様男」。じーんと来ます。

  • 男前なデブ、大森さん。オチャメで好き♪ラブストーリーが多いコミックが多い中、おいピータンは伊藤理佐の20〜30才代の人に対する観察眼がするどく描かれていると思います。時々、むしょうに食べてみたくなる美味しいご飯が描かれています。

  • 作者の伊藤さんがご懐妊中だそうで、次巻発売がいつになるか不明ですが、これまた大好きなシリーズ。

    大森さんはかっこいいです。
    そしてそれぞれの人達に、それぞれの愛があふれています。

    自然体で生きることの大切さ。
    それを表現していく事が、周囲への救いとなったりする。

  • 11巻まで読んだ。

    マユいーなー!
    「りんご夜話」は超身近に感じられる話題。
    彼氏・彼女、とか、夫・妻というマンツーマンなだけじゃなく、彼女のお母さんやらお父さんやら、彼氏の元彼女だったりとか、付き合うとか結婚するとか別れるとか初恋とか、就職するとか飲みに行くとか旅行に行くとか、要は人と人との繋がりってことなのかぁとかぼんやり考えたり。

  • 正月、実家に妹が忘れて行ったのを読んだ。大きな事件のない日常、普通に暮らす人たちの、自分たちだけの大ドラマ。駅前に新しくお店が開店するみたいだよ…と夫婦二人の頭の中で「こんな蕎麦屋にしたらどうだろう」…とどんどん勝手にお店を作りこんじゃう、とか。見た目は全然かっこよくないのに、譲れない美意識を持ち、他人への配慮を忘れない、実はたいへん美しい人たちのショートストーリー満載。

  • 食べ物へのこだわりが薄くなり、キャラ重視なのがちとさみしい。

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著者プロフィール

1987年「月刊 ASUKA」に掲載された『おとうさんの休日』でデビュー。『おいピータン!!』で第29回講談社漫画賞少女部門受賞。また、『女いっぴき猫ふたり』『おいピータン!!』『おんなの窓』の3作で手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。このほか代表的な作品に『やっちまったよ一戸建て!!』『おかあさんの扉』や、アニメ化もされた『おるちゅばんエビちゅ』などがある。

「2022年 『けっきょく! 女のはしょり道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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