- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063404777
感想・レビュー・書評
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そこはかとなく、宮沢賢治とか長野まゆみ系の匂いのするタイトルと表紙のイラストに惹かれて買ったんだけど、そこまで理科少年的なものではなく、でもやっぱりそういう琴線に触れるところもちょこちょこと。
谷川俊太郎の詩が引用されてたりとか。
でもコミカルなギャグなんかもあり。(「不良」のイメージ?のところで、ちっちゃくリーゼントの6人組のシルエットが描かれてたりして、お!?と思ったり。笑)
とある学校を舞台にした、いろんな形の愛のお話が、主人公が変わりつつ繰り広げられ、でも舞台が同じと言うか、世界はつながってるのでさっきの話で脇役だったキャラが次の回で主人公になってたり、その逆も然り。
(その点でちょっと紺野キタの「ひみつの階段」シリーズとかにも雰囲気が似てるかも?)
オムニバス形式でどの回もそれぞれいいんだけど、今のところ一番好きなのは、一回も学校に来たことがなかった男の子と、同じクラスの女の子がふとしたきっかけで出会って・・・というお話かな。
でもまだ続いているみたいなので、これからにも期待v
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1巻がいきなりの禁断テーマだったせいもあるのでしょうか、今回は割りとフツーな恋になっています。
まぁ空を見上げてみるとそうですけど、その星全てが特別と言う訳でもなく、何も特徴もないものもあるでしょう。 -
オムニバス方式で話は続きます。
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デビュー当時から好きな作家の一人。今までもオムニバスストーリーを描いていたけど、この作品はまるで「糸が結ぶこと、解けること、切れること」を心に例えてるようで、もどかしくせつない。