ビタミン (講談社コミックス別冊フレンド)

著者 : すえのぶけいこ

• 講談社 (2001年11月9日発売)

感想・レビュー・書評

[中村 美紗子さんの感想 · 2011年5月12日]

いじめがものすごいやつ。

[静華さんの感想 · 2010年7月22日]

　立ち読みで。同じ著者の『ライフ』を読んで、これにも手を出したのだと記憶している。
　いじめ。それは簡単に転ばされ、おとされ、おとしめ、あざけるもの。

[s0910324さんの感想 · 2010年1月28日]

衝撃的でした。いじめについて考えさせられた。

[まりこさんの感想 · 2008年3月27日]

最後ヤバイ気持ちよすぎるって♪

[奏音さんの感想 · 2007年10月5日]

いろいろ考えさせられる。<br>
結構好きな作品です

[かなこさんの感想 · 2007年8月3日]

めっちゃ残酷やったけど、最後はハッピーエンドでボロ泣きでした！
いじめについて考えさせられるマンガです

[ツナさんの感想 · 2006年12月16日]

勇気をもらった!!

[ナナさんの感想 · 2006年8月25日]

なんど泣いたか。

[乙さんの感想 · 2006年4月28日]

衝撃的。

[海猫さんの感想 · 2006年4月15日]

受験を目前に控えた中学３年生鑓水佐和子がイジメのため不登校に追い込まれ…

前半はほとんど「ライフ」と同じ話。コンパクトな作品のため「ライフ」のように

描写が暴走してないからイジメの場面など辛いながらも鬱にはならず読める。



しかし「ビタミン」という作品の素晴らしさは

佐和子が「漫画家になる」夢を持つことがきっかけで

無理解な母親、不登校に対する世間の偏見を乗り越え

自分の道を歩んでいこうとする後半の展開にこそある。

佐和子が自身のイジメ体験を漫画に描くところなど

たった２ページしかないが実体験から作品を書いているであろう著者の

「勇気と決断」が読んでいて直に伝わってくる。

物語のラスト、自ら卒業式に参加する佐和子の凛とした表情、

そして彼女の「ある行動」には心底カタルシスを受けた。

前半の暗さを補って余る爽快感！



自分が大人になってから鬱病になり社会復帰に

同様の苦労をしたのでこの作品の真摯さには本当に感動した。

学校やイジメから逃げることは構わない、

大切なのは自分自身から逃げないことだ、ということをこの作品は教えてくれる。



んで、これが良かったら「ライフ」を…と言えないのが辛いのよねえ。

こっちは真摯さが過ぎて恨みつらみがぶちまけられちゃってるもんな。

「ビタミン」の方はイジメや不登校に悩んでる人にとって

力になる内容だから一読してみてはいかがでしょうか？

著者プロフィール

3月23日生まれ。おひつじ座、O型。
『手をつなごう』で第338回BFまんがセミナー別フレ賞グランプリを受賞してデビュー。
代表作『ライフ』で第30回講談社漫画賞受賞。

「2023年 『おちたらおわり（9）』 で使われていた紹介文から引用しています。」