彼岸島(12) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 189
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063613599

作品紹介・あらすじ

鮮血のサスペンスホラー!!
人をさらい、生き血を吸う村人が住む島。そこから生きて還ってきた者は誰もいない───。
明の兄も2年前に連れ去られ、現在その島で一人、身を隠し生活している。そして明本人にもついに魔の手が忍び寄る。
謎の美女が現れ、悪魔の物語が始まった───。


明治時代にはすでに存在していた雅(みやび)とその一族。さらに旧帝国陸軍の凄惨極める生体実験。闇に葬られたはずの血塗られた歴史が、そして雅を倒す秘策が今、明らかになる!!

感想・レビュー・書評

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  • 漫画喫茶で読みました。

    里を捨てて廃校へ、
    青山冷と合流したり、
    雅の秘密を共有したり、
    五十嵐一郎物語、
    501ワクチンを探すために春を待つ。

    いや、篤さんって彼岸島へ結婚の許可を貰いに行くのに弟や家族旅行の写真を持って行ってたの?

    元々の吸血鬼は不老ではあるが完全な不死ではない。
    生命力は極端に強いが、頭などを飛ばされれば普通に死ぬ。
    同族の血を混ぜることは禁忌とされており、実際に同族他者の血が身体に入ると破裂して死ぬ。
    しかし、突然変異の雅は三人分の血を入れても耐え、完全不死を手に入れた。
    というのが雅誕生秘話。
    完全体となった雅を、どうやって神社に幽閉できたのかは不明。
    いちおう雅の反逆を考えて、雅を無効化するワクチンを開発していたけど、それが効いたのかは不明。
    ていうか、切り札は最期まで残しておくものなのに、なんで雅に話しちゃうのかなぁ。

    雅は人間が嫌いで、血液採取用の人間以外は殺すか吸血鬼化させたいと考えている。
    雅は、自身の血が人間を吸血鬼化させる事ができるから実験に協力したと言っているけど、実権の結果たまたま雅の血で吸血鬼化するようになっただけじゃん。
    因果関係が逆では。

    雅を無効化できる可能性がある501ワクチンを探しに研究所跡に。
    ただし、冬は雪で入り口が埋まっているので春を待つ。
    研究所跡には五十嵐中佐の部下だった者たちの吸血鬼や邪鬼がいっぱいいる。
    それは篤をしてもワクチンの入手を諦めさせるほど。
    よって冬の間に明以外のメンバーは身体を鍛えておく。
    ・・・いや、研究所って元製鉄所でしょ?
    なんで冬は入れなくなるような場所に建ってるんだ。
    また、雅が501ワクチンが残ってる可能性のある施設を放っておくとは思えない。
    更に言えば、血が吸えない環境で吸血鬼が残っているのもオカシイ。

    ---

    青山 冷(あおやま れい):
    師匠の娘だった。
    つまり師匠は青山姓。
    以前は篤と共に雅の殺し方を探していた。
    篤に惚れている。

    五十嵐 一郎(いがらし いちろう):
    大日本帝国陸軍中佐。
    軍医。
    昭和17年、太平洋戦争に勝つために彼岸島の吸血鬼を研究して無敵の兵士を作ろうとした諸問題の根源。
    反対する村人を殺したり、吸血鬼を使い捨てたりする反面、村人のために雅を研究所の外に出さないように頑張ったりと、よくわからない人。
    (もしくは大義のために必要な犠牲として極端に割り切っているのか。)

    雅:
    突然変異っぽさから一族からは嫌われていたっぽいけど、一緒に写真には写っているのがちょっと可愛い。

    501ワクチン:
    混ぜ合わせた吸血鬼どうしの血液を分離することのできるワクチン。
    どういう理屈で分離できるのかは不明。
    血液が分離することで元の吸血鬼に戻すことが可能、たぶん。

  • 未感想

  • 旧日本軍の人体実験モノはやはり鉄板。
    あり得ないけどなんか納得してしまうから不思議。

  • なんと……雅の誕生にはそんな秘密が隠されていたのか……

  • そろそろ冗長過ぎてうざく…一巻一巻はいいが通しでみるとキツいな。吸血鬼登場理由や対抗策があるんですが。

  • くそつまんね
    この巻まで頑張って読んだけどもう無理
    こっからさきはどうせバカバトルだろ
    もうあらすじだけかいてくれればいいよ

    王道もスカシもあきたってのはもはや共通認識で
    非常識な話かえぐさに逃げるしかないんだろうに
    もう先が見えちゃった
    あとは仲間を一人ずつ悲惨な形ですりへらしてくんだろ

  • 単行本の出るペースが非常に速く助かります。
    ちょっと長すぎやせんか?と思うけどホラ好きにはもう。
    止まらんですよ。
    エログロなのでご用心。

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著者プロフィール

1974年6月4日生まれ。デビュー作は第39回ちばてつや賞<ヤング部門>大賞を受賞した『彼女は笑う』。代表作に『サオリ』、『クーデタークラブ』などがある。

「2015年 『彼岸島 48日後…(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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