なでしこ力 さあ、一緒に世界一になろう!

著者 :
  • 講談社
3.78
  • (23)
  • (42)
  • (32)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 301
感想 : 65
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063787139

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これもちょっと前に読み終わってた本

    なでしこジャパンがW杯で優勝する前に出た本

    悪いところをダメっていうより
    (全然言わないんじゃなくて)
    良いところを、引き出して伸ばす

    ちゃーんと見てないと出来ないことだよな~

    読んでるとワクワクするよ
    W杯優勝する前に出た本なのに、あの興奮がよみがえる!!

  • 最初は、微妙だったが、厳しいだけが指導者じゃない。とわかる。非常に良い。

  • 書かれた時期は、
    2011年FIFA女子ワールドカップの前年、
    2010年のアジア大会初制覇までです。
    そう言う前提で読んでみると、
    2011年FIFA女子ワールドカップでは、
    優勝するべくして優勝したと言う気分になります。
    だって、着々と進化していますからねぇ。

    それと、佐々木監督の指導方針、人柄、思想が
    よく判りました。
    それは、今後の仕事に活かせそうな気がします。

  • 震災で流行語になる前から、チームの「絆」を大切にしてきた。

    監督就任早々の東アジアカップで優勝。
    すでに「則さん」と呼ばれていた。

    女子のコーチに就任したときも、家族には不安はなかった。
    娘さんが高校生のときサッカーの指導をしたときも、評判は良かったから。

    本書は、報告書のように淡々と、戦略と試合の様子を語っているだけ。
    男子の戦術を女子に応用。
    ゾーンディフェンスの採用。
    澤の嗅覚、ボールを奪う力を見出し、ボランチに投入。
    FWは若い人に任せた。GKも身長のある海堀を採用。

    北京オリンピックで実力を把握し、着実に修正し
    本書執筆の時点で、2011年ワールドカップ世界一を宣言していたのだ。

  • コーチ就任から、11年W杯までを時系列的に佐々木監督当人が追っている。就任して直ぐ男女との接し方の違いや、どの様にすれば力を発揮し、チームとしても成長出来るかと言うのを判断する見抜く力は凄いと思う。所々でてくる男女脳の違いに関しては、脳自体まだまだ不確定な部分が多く正しいかどうかは分からないけれども、上に立つ者としてどの様に接するかお手本となりそう

  • 技術面、精神面でなでしこを支え続けた佐々木監督の熱い思いが伝わる。
    佐々木監督流11の心得というのが良い。
    責任、情熱、誠実さ、忍耐、論理的分析思考、勇気、知識、謙虚さ、パーソナリティー、コミュニケーションの1項目でもゼロがあれば指導者の資質はない。というものだが、確かに全てを全うしているのだろう。
    屈辱の北京五輪からW杯優勝、ロンドン五輪銀メダルと快挙を成し遂げるまでには技術面、メンタル面共に厳しい指導があったはずだ。
    佐々木監督の続投も決定したし、今後が更に楽しみである。

  • 「僕は別段、女性をうまく扱うことは出来ないが、女性の意見に耳を傾けて、自分を変えることくらいならできると思う」。

    なるほど!
    サッカーを愛し、女性を研究したからこそ、FIFAの最優秀監督賞にまで選ばれたのだと、この本を読んで納得した。

  • この人がいなければなでしこの快進撃はなかっただろう。

    「ノリさん」の人間性がわかるすばらしい一冊です。

    W杯決勝PK直前の円陣での笑顔や
    オリンピック決勝で敗れた直後に穏やかに選手を慰める姿が印象的。
    頭でわかったつもりでも実践できる男性はなかなかいないでしょう。

  • 2007年になでしこジャパン監督での4年間の記録。マネジメントの参考書になっている。

  • チェック項目13箇所。日本人の強みである組織全体での協調性を活かして狙った場所でボールを奪うとというやり方が必要。中国戦でのなでしこジャパンのテーマは大好きなサッカーを楽しむこと、失敗を恐れず結果を気にせず自分らしくプレーすることが内面にプレッシャーを感じる試合でこそ大事。なでしこジャパンがさらに先を目指すには選手個々がより自分を磨いていかなくてはならない。女性は限界までトレーニングをしても別のことをする余力を必ず残しておくもの。遅刻をした選手に対して叱責せず先に会議室に入っていた選手たち全員に「どうして集合の声に気づいたのに教えてあげなかったのか」を訴えかけた。選手と同じ目の高さで横から目線で接するように心がけている。指導者がやるべき事は選手の長所を見抜き、それを認めているんだというメッセージを本人に伝えること。平常心を失いがちな場合こそ笑うことで頭をクールダウンさせることができると僕は考えている。肩書は部下を守るためにある。女性は男性以上に細かいところによく気がつく・・・鼻毛が出ていることで信頼をなくした事例。自分の意見にこだわらずあくまでも目標を達成することにこだわる。選手が成長するかどうかは技術や知識ではなく決意が本物かどうかで決まる。

全65件中 11 - 20件を表示

佐々木則夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×