- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063847123
作品紹介・あらすじ
巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。
リヴァイ班の仲間を殺されたエレンは「女型の巨人」との戦いに挑むが敗北。駆けつけたミカサとリヴァイにより救出されるが、「女型の巨人」の捕獲には失敗してしまう。壁外調査の失敗と共に、エレンらの王都招集が決まり‥‥。
感想・レビュー・書評
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女型の巨人の正体、そして壁に隠された秘密…
次々と謎が明らかになるものの、また新たな謎が浮上してきます。
ここまで先の展開が読めない漫画は初めてかもしれない!
「仕方無いでしょ? 世界は残酷なんだから」
ミカサの言葉があまりにも核心を突いていて、重くのしかかってくる。
ミカサは強いな。彼女の目的はいつでもブレる事がない。
エレンに救われた命。エレンを守るためだけに生きているんだろうなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「女型の巨人」捕獲失敗により、調査兵団の権威は失墜。エレンの身柄は憲兵団の手に渡ることとなった。それを阻止しようと画策するアルミンは、憲兵団に所属しているアニを頼るが──。
腐り切った憲兵団の実情。それを正そうと張り切るマルロ、冷やかすヒッチ。そこに訓練兵たちの姿を見てきたアニが声をかけるシーンは感慨深い。
「あんたの言うように本来 人間が皆 良い人であればこの組織はこんなに腐ってないでしょ?この組織の仕組みが人間の本質がよく表れるような構造になってるだけで だから…私は…ただ そうやって流されるような弱いヤツでも人間だと思われたいだけ……それだけ」
「全員が正しい人であることを前提とした仕組みに問題があるのなら 変わるべきは人じゃなくて…仕組み…の方…なのか?」
現実にも通じるセリフたちだよね。これがアルミンの「良い人は都合の良い人をそう呼んでいるだけのような気がするから」にも繋がってくる。
そして、暴かれた女型の巨人の正体!市街地での決戦へ!ミカサがエレンを戦いへと駆り立てる…というか詰めるシーンはもはや恐怖(笑) 決死の攻防の果て──アルミンの策がエレンとミカサの連携へと繋がり、女型の巨人は地に墜ちる。ここで一息つけるぞ!と思ったところに大スキャンダルですよ!世界をひっくり返すような展開をここで盛り込むとは。ハンジの怒りと、壁の中が未知になったという恐怖感が切ない。
ジャンが影武者は無理だろ!似てないし! -
まさかの女型巨人の正体。
妙に印象に残るキャラだったからすごく説得力があった。
そしてアルミンがめきめきと頭の回転がきく子になってる。
サスペンス的要素が強くなってきてるから戦闘派のミカサより頭脳派のアルミンなんだね。
そしてめっきり役立たずなエレン‥。
この漫画、主人公がこんなんでいいのか‥って思いつつ面白いからいいんだよね。 -
女型の巨人の正体が突然に明かされて当惑している…
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うん、相変わらずエッジの効いたストーリー展開と人間へのシニシズム。大好きです、この漫画。
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うーむむむむむ……いや面白い、面白いんだけど、話進まねぇなぁ……
衝撃の1巻からとうとう8巻にまできた。毎巻毎巻わりと面白いし楽しく読ませてもらってるんだけど、いかんせん物語の進行がおっそい。いや確かに少しずつ進んではいるんだけど、それでもこの物語におけるいくつもの謎は今のところほとんど明かされていない。結局アニは何者で何が目的だったのか。壁の中の巨人は。そもそも巨人とはなんなのか。
謎に継ぐ謎で物語の全容が中々見えてこない。それでも毎回の引きが結構なもので先が気になってしまうのよねぇ。
次巻は12月かぁ…… -
なかなか登場人物が覚えられないけど、お話は面白い。