- Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063879476
作品紹介・あらすじ
福島に住む高校生・研一の実家はしいたけ農家を営んでいたが、2011年の東日本大震災と福島第一原発の事故で致命的な被害をこうむり廃業した。震災の被害を様々なところで経験した研一は故郷の再生を誓う。まずはキノコの研究のため東大理二へ進学だ。新聞他各種メディアで大評判! 震災で生活が一変した福島県南部で生きる高校生たちそれぞれにスポットを当て、渦中どう過ごし、その後をどう生きるのかを描く話題作第2巻!
感想・レビュー・書評
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一巻がちょいと読みにくいかな?と思った人も是非2巻を読んでほしいです。
うわべだけの反原発や同情では、フクシマを語ってはいけないと思いました。
(まっきー)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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1巻の1話目だけ立ち読みして、農業に関わる若者漫画だと思って読み始めたら
福島の、震災後という実に重いテーマの本だったよ。
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読んでまずの感想は「文字多っ!」これ。
いろいろ説明したい気持ちはわかる。(ヒバク2世の私だもの)
わかるけどさ、正直ちょっと読む気なくなっちゃったりした。
まぁ こういうテーマやから仕方ないっちゃろね。
きっとほんとはもっともっと説明したいことが山盛りあるんやろなぁ。
どんなに筆舌を尽くしても全部は伝わらない、
関係者以外には決してほんとうには解らないと知っていても。
それでも、少しでも知ってほしいんやろなぁ。
って、作者さんの気持ちが伝わってきて
ぶっちゃけお話の内容はあんまり入ってこなかった。
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男の子達にとってはムカつくだけかもやけど、
オバちゃんね、基くんの彼女の気持ちもわからんでもないのよ。
女は「種の存続」を担う生き物だもの。
彼女は彼女なりに生命の危機やら何やらを感じてんじゃないの?
やり方が稚拙なだけで、必死なんじゃないの?
もちろん、友達になりたいタイプではないけどね。
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死んだ牛のシーンの音とかが衝撃的。
静かに怖かった。
その怖さが現実という怖さ。 -
先の巻の感想にも書かせて貰ったが、やはり、面白いから薦めたいのでなく、日本で生活する大人として読んでおきたい一冊だからこそ、推したい
極端な話、私は他人が原発稼働や存続に賛成しようが、反対しようが、どちらでも構わないとすら思っている
ただ、原発に対して、『自分』の意見も持ってないのに、周りに流されて、大事な何かを見落とし、溢してるのにも気付かないで、活き活きとしてる人は少し、軽蔑する
この作品が、賛成もしくは反対の大きな根拠になる、とは軽はずみには言えないが、少なくとも、現地の若者らが自分たちが唐突に直面させられた未曾有の“災害”に臆さず、怯まず、自分に、自分でも、自分だからこそ出来る事をやろうとしている、青臭いが、何かを成し遂げる為に必要な真っ直ぐな姿には、心に響く何かがあるはずだ
ぶっちゃけ、台詞が真面目で硬い内容に見合って多いので、ぶっ続けで読むと目が疲れてきそうになる
しかし、読めちゃうんだよな
やっぱ、端野先生、このテーマで漫画を描くと決めているだけあって、腕力があるなぁ
やっぱ、どう足掻いたって、人間一人じゃ出来る事は限られてるし、大勢が集まっても、そこは同じかも知れない
なら、一人ないし大勢の力でどうにかなる所まで、得意分野が異なる全員がそれぞれに出せる全力を出して、諦めなきゃいけない時まで諦めずにやる、それしかないのだろう、今は
未来を作れるのは若者、そんな彼らを支えてやれるのは、昔、若者だったカッコいい大人だけ
まぁ、とどのつまり、「今」だからこそ、福島を題材にした漫画を読むべきじゃないか、って思う