- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065103852
作品紹介・あらすじ
何者かによって
”球”がこの地上に投げ入れられた。
情報を収集するために機能し、
姿をあらゆるものに変化させられる
その球体は死さえも超越する。
ある日、少年と出会い、そして別れる。
光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……
刺激に満ちたこの世界を彷徨う
永遠の旅が始まった。
これは自分を獲得していく物語。
各地から凶悪殺人犯を集めた島・ジャナンダで、フシはピオランと離れ離れになってしまう。ピオランを救い出す唯一の方法は、闘技場のトーナメントで優勝し島長となること。殺伐とした島に強い不快感を覚えながらもフシは闘技場での戦いを続ける。抑圧がフシを人としての成熟へ導く。ここはまさに新しい学び舎であった。
感想・レビュー・書評
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「このマンガがすごい2018」オトコ編第3位。5巻まで一気見。私の偏見ではあるが、オトコ編の中ではこれがベストワン。「聲の形」の作者が、ここまでガラリと世界を変え、世界を作って、新しいモノに挑戦していることが素晴らしい。
ファンタジーの王道である地図や言語の創成。食べ物、住居、衣服の創作。少年マンガの王道である「主人公が人間として成長してゆく物語」を、まさに「何者でもない球形」から始めるという大胆さ。最初石器時代を思わせる氷原、次に核戦争後の氷の世界を思わせる荒野を見せて、まさか「火の鳥」みたいな何十万年にも渡る大河歴史モノになるかと思いきや、どうやらせめて中世ヨーロッパぐらいの文明はあるらしい世界であることがわかる。最初思ったほどに一挙に年数を飛び越えたりはしない。不滅というのは不死身という意味でここは作られている様だ。話の中心は、文明史観ではなくて、あくまでも「人間とは何か」に移ってきている。世界観の構築は、一生懸命作っているので、十分見ることができる。
この作者がまだ若い女の子だということが信じられない。世の中はいつの間にか変わっているんだな。
連載が終わった時に、また一括して書評したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
え、生きてたの…?しぶといな!
しかも執念深い
ノッカーも厄介だけどコイツもなかなか
今後の流れが気になる -
フシは皆で戦うを覚えた。
そして、ハヤセやはり歪んでんなぁ。 -
まだ出てくるんかー、しかもそんなこともしてしまったのか何か理由があるのかもしれないけれど辛い。
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前の場所が良かっただけに、今回の場所は読んでて辛い。パロナはマーチとの約束果たしたかな?
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ハヤセ怖いなあ
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ハヤセの執着心たるや・・・・