うちの旦那が甘ちゃんで2 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065136812

感想・レビュー・書評

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  • 今回も面白かったのだけど、この作品ってシリーズが続けば続くほど、ご都合主義感が強く出てくる気がするなー。

  • 風烈廻方同心の夫を扶けるために、その小者になった沙耶。男装をして市谷の釣り堀に潜入を!

  • 可もなく不可もなし

  • 江戸の町民や同僚には「ボンクラ」で通っているような月也。と、それを支える沙耶。

    誰の話もよく聞く月也と沙耶に、深川芸者や掏摸から助けを乞う相談が。

    一歩間違えれば切腹しなければならない、容易ならぬ相手。
    どう解決に導くか?

    ほんわかと心温まる人物像が、仲間を次々と呼び、町人のホットなネットワークを作る。

  • 甘ちゃん旦那二作目。

    相変わらず奥方が大活躍。
    若衆姿になったり、曲芸を見せたり。
    旦那の方は釣りをしていて下手人をひっかけたが。

    そもそも、同心の奥方が小者を務めるというのは、
    身分制度が生活全般に及んでいた江戸ではありえないのだが、
    そこ以外はかなり身分差に考慮して描かれているので、
    うまく溶け込ませている感じ。

    江戸と上方との違いがいろいろ語られていたのが面白かった。

  • 武家の奥方としての家政と小者としての仕事の両立が沙耶様に何の手助け描写もなしに展開されるのがファンタジーとはいえもやっとする。
    仕事と家事の両立問題は今のところスルーなのかな。

  • 事件の解決が少し唐突に感じました。

    世間ではぼんくらと呼ばれる同心の月也ですが、
    本当は大物じゃないのかしら。

  • うちの旦那が甘ちゃんで、第2巻、読み終わりました。
    江戸時代ぼんくら同心と有能な嫁さん小説(どんな分類だw)。

    ストーリーや推理はそれほど込み入っていないけれど、江戸時代の人々の暮らしや商売やお役目を知ることが出来て面白い。時代劇を見ていても、例えば「岡っ引き」が実際にはどんな立場にある人なのか、なんて気にしてなかったですからね。

    そして、有能な妻・沙耶の潜入捜査が可愛くて面白い。すべての変装(コスプレ?)シーンをイラストに起こしていただきたい!って感じです。

    今回のお話。
    第1話 掏摸(すり)と佃煮
    第2話 流行神長屋

    3巻も楽しみ。

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著者プロフィール

1966年広島県生まれ。作家であり漫画原作者。多くの文献に当たって時代考証を重ね、豊富な情報を盛り込んだ作風を持ち味にしている。小説には『大正野球娘。』『三国志』『金四郎の妻ですが』『捕り物に姉が口を出してきます』『うちの宿六が十手持ちですみません』『帰蝶さまがヤバい』『ありんす国の料理人』『あやかし長屋 嫁は猫又』『恋文屋さんのごほうび酒』『七代目銭形平次の嫁なんです』などがある。

「2023年 『うちの旦那が甘ちゃんで 飴どろぼう編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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