- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065139899
作品紹介・あらすじ
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泣く子も黙るローレンツ・ゼミには、今年もそうとは知らない学生たちが集まっている。「あなたたちはテロリスト予備軍です。」予想だにしない一言に愕然とする生徒たち。脱落=テロリスト認定。恐ろしすぎる授業が始まる――。そもそもテロリズムとは何か? 日常に潜むテロの根っことは? 今までメディアで語られてきたテロ論は全部ウソ。テロ教授が教える、知るのは怖い、知らないのはもっと怖い「テロとカルト」の真実。
感想・レビュー・書評
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新入生の佐藤は怪しい勧誘に引っ掛かりそうになった所を大学教授のティム・ローレンツに救われ、彼のゼミに誘われる。流されやすい自分を変えたいと思い、ゼミを受講することに決めたのだが、その講義初日。
教授は学生の面々に向かって言った。
「このテロリストどもめー!!!」
「皆さんはカルトに引っ掛かりやすいテロリスト予備軍でーす!」
「なので 脱落しないでくださいね」
「脱落者がいた場合 通報しまーす!」
今年も始まった、ローレンツ教授の反テロリズム講義。佐藤たち受講者はどうなってしまうのか !?
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漫画なので表現やセリフは極端だが、基本的には「偏った情報に騙されて人生を損しないためのノウハウ」が学べる内容になっている。
テロやカルトが身近に感じられなければ、相手を詐欺集団やブラックな企業・組織・団体に置き換えても良い。情報が皆無な状況で勧誘された時の対策コラムもあり、内容は老若男女問わず万人向けと感じた。特に若い人には教授のセリフ通り「予防接種」になるかも。
「教育や貧困だけがテロリズムの発生源とするには問題が多すぎる」
「"テロリストの根っこ"とはすなわち! 知性の伴わない善意 !! 」
「思い込みの結果暴走し過激な行動に走る! 古今東西これがテロの常道です!」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テロとカルトについて語られる変わった漫画。そして、無性にドーナツが食べたくなる漫画でもある……
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大学入学したての1年生、特に、モノを疑うことをしない純真な学生(自分とは真逆...?)、または、何か社会貢献をしたい!と思う学生(これも自分とは真逆)が読むべきマンガだと思います。
「もし、入学早々キャンパスを歩いていたとき、カルト教団に声をかけられたら...」
など、どういう人がホイホイとついて行くのか、そして、ついて行った人の顛末まで... それをマンガを通して理解できます。
結構おもしろいです。 -
自分も大学生や新社会人の頃に、宗教勧誘やネットワークビジネスに誘われたことがあったので、一歩踏み外していればテロリストになったかもしれず、他人事でないと思いながら読みました。
まずは理解することの導入として、面白かったです。
アカハラやパワハラなど、身近な問題で、どう自分自身の身を守るかということにも触れられており、勉強になります。
といって、本書をすべて鵜呑みにしてしまうと、それはそれで洗脳されやすい人間でしかないので、自分の頭で考えながら理解する教材として、よい漫画です。 -
面白い。子供が大学生になるまでに是非読ませたい。成人年齢も引き下げられたことですし…。
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面白い。高校生の間に読んでおくと、
大学生になる前に心構えが出来て良いのではないでしょうか。
積読になってるアンダーグラウンド読むかなぁ。 -
自分の頭で考えるモチベーションになる漫画
高校〜大学2年くらいに読みたかった -
テロリズムに興味のある大学生は読むべきで、テロリズムに興味のない大学生は絶対に読むべき。いわゆる高学歴が簡単に狂気に染まる理由がよくわかる。
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先生のキャラちょっと濃い目ですが、漫画なのでこれぐらいのインパクトが必要なんでしょう。
テロの定義ってなに、ってちゃんと答えられる日本人はどれくらいいるでしょうか。他人事ではない、ゼミで共に学べる感覚のストーリーが良い。
タイトルと帯の煽り方はイマイチだけど、ストーリー展開としては常時煽ってて運び方上手いと思いました。 -
夫が購入したのを読み。
読みかけでほったらかしにしてたけど、ふと目についたので手にとって読み。
サンクコストのスペル、初めて知った。
凡人でやっぱり大学に入ったときにカルト系サークルに勧誘されたものとしては色々見につまされるものがあったり。
・議論の際は定義を明らかに
・自爆テロのメリットとは、という質問、「安い」という回答を考えたのだけど、他にもいろんな側面があるのね。
・相談相手を作る
・迷ったら法的に有効な証拠を抑えておく。記憶なんてアテにならない
・大学構内で勧誘をしているカルト系サークルの人たちは、孤立させられ退路を立たされた人たち
・テロリストと貧困は必ずしも関係あるとは限らない