赤レンガの御庭番 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 129
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065147054

作品紹介・あらすじ

明治末期の日本――貿易の拠点として栄えた港町・横浜で起きる難事件を、美貌の青年名探偵が鮮やかに解決!

感想・レビュー・書評

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  • 舞台はいいんだけどな~
    明彦とミツの設定がいまいち弱い感じがしたな。

  • 明治の横浜を舞台にしたラノベミステリ。
    犯罪コンサルタント組織との対決という連作短編集で、容姿端麗頭脳明晰な探偵と謎めいたツンデレ美声年という組み合わせは王道すぎる気もするが、掛け合いも楽しく面白かった。明治の横浜というのは絵になる。

  • 結構さらっとした感じの探偵物。明彦が事件をさくさく解決して行ってくれるためテンポが良く、気軽に読めました。



  • 舞台は良かったんだけどなぁ〜…
    登場人物の心情についていけなかった

  • 将軍直属の情報機関「御庭番」を務めた家で育った探偵、入江明彦。米国帰りの彼は容姿端麗、頭脳明晰――しかし、完璧すぎるあまり、心を許せる友はいない。横濱に事務所を構え、助手の少年・文弥に世話を焼かれながら暮らしている。訳ありの美青年・ミツと出会った明彦は、犯罪コンサルタント組織『灯台』と対峙することになり――? 異国情緒溢れる、明治浪漫ミステリー!

  • あまり明治っぽさを感じませんでしたが、それなりに楽しめました。

  • この話、昔読んだことある気がするんだけど、書き下ろしって書いてあった……どゆこと?

  • 【収録作品】第一話 不老不死の霊薬/第二話 皇太子の切手/第三話 港の青年/第四話 My Heart Will Go On

  • 「米国帰りの探偵と謎の美青年が横浜を守る!」(文庫オビより)ついでに身辺の世話を焼いてくれるかわいい少年も出てきます。

    というわけで三木先生お得意の、美青年二人の(一人は渾名が「プリンス」の探偵、もう一人は見事な女装と潜入活動が得意な隠密…)ブロマンス謎解きモノ! 時代描写も素晴らしく、今回は舞台が横浜です。その時代・舞台ならではの謎の描き方から伏線の折り込み方まで美しくまとまっていて、申し分なく面白かったです。

    今回の二人組はやや一方通行ぎみ(というか、反対向きの方はツン気味なのであまり表に出てこない…)のがこれまた良い感じにブロマンスのツボを突いてきてたまりませんね。
    シリーズ化希望!

  • 洋行帰りでホテル住まいのイケメン探偵が、明治の横濱で暗躍する犯罪組織と対決。自信家の探偵が謎を解いていくのは気持ちが良い。

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著者プロフィール

1975年生まれ。秋田県出身。2008年、第2回ミステリーズ!新人賞最終候補作となった短編を改稿、連作化した短編集『人魚は空に還る』(東京創元社)でデビュー。他の著書に『クラーク巴里探偵録』(幻冬舎)、『百年の記憶 哀しみを刻む石』(講談社)などがある。

「2019年 『赤レンガの御庭番』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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