傘寿まり子(10) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 86
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065163757

作品紹介・あらすじ

80歳のベテラン作家・幸田まり子は、長年執筆してきた文芸誌「群星」から見放され、自らweb文芸誌「レトル」を立ち上げる。運営は順調で連載作品の単行本化も企画していたが、話を進めていた会社に一方的に約束を反故にされてしまう。困るまり子のまえに現れたのは、かつての担当編集者・サイトー。彼はまり子に「レトル」の単行本を「群星」から出さないかと提案してくる。突然の申し出に困惑するまり子だったが、サイトーの後押しもあり、彼女はかつて自分を否定した編集長のもとに再びおもむくことになる…!
30歳直前のまり子の恋愛事情を描いた読み切り「三十歳まり子」も同時収録!!

感想・レビュー・書評

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  • 読み進めるほどまり子さんの行動力や決断力、コミュニケーション能力の高さに驚かされているのだけれど、それだけじゃない、この人のすごさってなんだろうとずっと思っていた。
    やっと気が付いたのは、打たれ強さ。
    自分が年を重ねてみて、経験を積んで打たれ強くなるのだろうと思っていたけれど、嫌なことや出来なそうなことは避けて通るようになってきたので、逆に打たれ弱くなると思う。当社比だけど。
    まり子さん、80でこの巻でも編集長やら他の作家やらにさんざん嫌なこと言われても立ち向かえるパワーがすごい。

    ここにきて何か不穏な話になってきた。
    ちえぞうちゃんが図書館で偶然あった人が実は縁のある人っていうのはちょっと偶然が過ぎる気がするけど、先が気になる。

  • 不穏な空気
    佐野さん誰だっけ…

    嫉妬とか、恨みとか

  • 自分を見切った編集部に、編集者として乗り込むも、ケトル連載陣の出版は暗礁に。蝶子とまわっても実のある結果は難しいかと思ったところに、直接対決した編集長との再会。一筋の光となるか。並行してまりこが再登板させようとしているる作家を亡き者にしようとすると動きも…と。

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