ネメシス5 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 241
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065234846

作品紹介・あらすじ

連続テレビドラマ4月11日放送スタート!
(日本テレビ系毎週日曜よる10:30~放送)
主演 広瀬すず 櫻井翔

探偵事務所ネメシスを訪ねてきた、暴露系動画配信者たじみん。彼はフェイク動画により麻薬使用の疑いをかけられており、同じ
動画に映っていた女優の光莉は失踪中。事件の鍵は二年前のニュース番組の虚偽報道にあった。嘘と欺瞞に満ちた世界で風真とア
ンナが見つける真相とは? 過去と現在が交錯し物語が大きく動き出すシリーズ第五弾! 小説オリジナル「正義の餞(はなむけ)」も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は風間探偵の活躍が目立った。普通の探偵のような活躍ぶりだ(笑)彼が頑張ると何故か応援したくなる。母ごころのようなものか‥‥。映像化されていないオリジナル作品も読み応えがあり、栗田&風間が秘密裏に追っている事件も見えてきた。次回はどんな展開になるのかな。

  • ネメシスを訪ねてきた暴露系動画配信者は、フェイク動画で麻薬使用の疑いをかけられ、いっしょに映っていた女優が失踪したという。風真たちは事件の真相を探るが、二年前のニュース番組の虚偽報道が関係しているらしく‥
    ラストの大仕掛けは映像の方が迫力があった。スピンオフの話はアンナたちは登場しないが、なかなか切なくてよかった。

  • ネメシスを訪ねてきたのは、暴力系動画配信者のたじみん。彼はフェイク動画により麻薬使用の疑いをかけられており、同じ動画に映っていた女優の光莉は失踪中。事件の鍵は二年前のニュース番組の虚偽報道にあったのだった。小説オリジナル「正義の餞」の方が面白かった…。

  • うわー神田さん!神田さんがめちゃくちゃ好きだー!

    ていうのが読み終わってすぐの感想なんですけども、今回の話は「フェイクニュース」と「正義感」が共通点だったんですかね。
    巧妙に作られた嘘は例え嘘だったとしても伝え方次第で嘘が真実になってしまう……何が本当なのか今の世の中で見極めるのはとても難しいことだったりする。
    だからこそそれを見抜ける力、そしてそれを正しく忖度なく報道する正義がより必要になるのかなぁと。
    最近世間を賑わせたニュースなんかと妙にリンクしてしまって、これはもう創作の中だけの話ではないなぁと深く考えさせられました。

    それはそれとしてこの巻から登場の神田さんのスピンオフがとにかく面白くて面白くて堪らなかった!
    1話目の話と上手く繋がってるのもよかったし、これを読んだ後だと余計に彼女が権力に屈したり悪事に手を染めることはないなと実感するというか。

    「強い女性」が私は大好きなのですが、彼女もとても大好きです……ネメシスシリーズここまで読んできて推せるメンバーが見つかっていなかったのですがやっと見つかった気がしています。
    そして2話目で登場の清花ちゃんとのコンビが本当に好きだったのでまた彼女達の活躍を見たいけれど……難しいかなぁ。

    今回の話からは少しテイストが違ってストーリーに重さとか暗さが出てきた気がするのでそろそろ物語も核心に触れるのかなぁと思いつつ、ゆっくり読み進めます。

  • あと二冊で完結。大きな謎が残ってる。

  • 『真実は一人一つ』
    今まで某アニメのフレーズで固定されていたけど、新しい考え方を知った。

    正義が損をし、悪が得をする。
    正直者が馬鹿を見るのは納得いかない。
    それでもやっぱり正しくありたい!

  • 暴露系動画配信者の??罪を晴らせ。?と欺瞞に満ちた世界でネメシスが見つけた真相とは?

  • Vを読んだけど、登場人物が魅力的だし、ストーリー展開のテンポも良くて、あっという間に読み終わった。

    IからⅣも読みたい!
    と思ったらそれぞれ作者が違う⁈

  • このシリーズ読みやすくて面白いです。
    アンナちゃんのお父さんの事件の真相に近づいているようで続きが気になります。

  •  スピンオフの神田凪沙の過去の事件が凄く切なかった。凪沙にとっては遊佐は最後まで戦友だったけど、遊佐にとっては戦友であり想い人だったんだと解ったのがじんわりきました。

     本編のトリックには驚きました。まさかここまで大掛かりなトリックを仕掛けるとは。シリーズの中でお気に入りのトリックでした。

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著者プロフィール

1988年栃木県生まれ。『初恋は坂道の先へ』で第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞を受賞し、デビュー。代表作となった「今からあなたを脅迫します」シリーズは、連続ドラマ化され、奈院ゆりえにより、漫画化(KCデラックス なかよし)もされている。他の著作に、『昨日の君は、僕だけの君だった』(幻冬舎文庫)、『救ってみろと放課後は言う』(KADOKAWA)、『撮影現場は止まらせない! 制作部女子・万理の謎解き』(角川文庫)、『時は止まったふりをして』『流星の下で、君は二度死ぬ』(新潮文庫nex)などがある。

「2022年 『ネメシス7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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