- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065302125
作品紹介・あらすじ
山中伸弥氏絶賛!話題の脳科学者が解き明かす「高学歴親の子どもが引きこもる理由」
「干渉・溺愛・矛盾」子育てに失敗する親には共通点があった。
感想・レビュー・書評
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いや、もう目に浮かぶんです。街で見かける高学歴だろうママさんの姿が…。そして自由に遊べない子どもたちの姿も…。高学歴なので賢いので先を見る力もあるし、行動力もある。どんどん先回りして我が子が幸せになるようにレールを敷いていく。
分かるよ〜その気持ち!良かれと思って価値観の押し付けたり、子供に聞いてるのに代わりに全部答えてたりしたな〜と、過去の自分を振り返りながら反省しつつ読みました。
共依存親子の増加や最近の若者は反抗期がないことにも繋がってくることだと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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2023/02/22
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naonaonao16gさん
う〜ん、、、解決策って?それで救われるのは親だけだったりして。。。naonaonao16gさん
う〜ん、、、解決策って?それで救われるのは親だけだったりして。。。2023/02/22
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スマートフォンは2時間以内
寝る前1時間は使わない
運動する
自分の頭で考えて決めるように自分も考える
失敗談を話す
どうすんのよーじゃなくてそれで君ならどうするかなぁと聞く。
こんなことがあったむかつく、しかしそのおかげで、そのおかげさまで、こんないいことに気づくことができた。ありがたやありがたの姿勢。
十分な睡眠をとる。
コアタイムは夜の8時から朝の6時、この時間は石器時代の生活リズムと似ている。早寝早起き朝ご飯。生活リズムを整えること。
子育てなんてうまくいかなくて当たり前
この点ではうまくいって私たち親子はラッキーだ
ぐらいの視点を持てば、心がずっと楽になる。
子供が親に1番して欲しい事は、信じてもらうこと。
子育てとは心配を信頼に変えてゆく旅。 -
タイトルがキャッチーで、どこかで話題になっているのを見て気になって読んでしまった。
著者は小児脳科学者で、子育て支援をしている。その著者のもとに相談にやってくる子育てに行き詰まった親御さんのことを念頭において、高学歴親のリスク・問題行動・対処法を解説。
親が高学歴ならば必ず「病」がある、という話ではなく、「親が高学歴でかつ子育てで躓いている家庭にはどのような問題があるか」という程度の話であり、著者の経験則に基づく(統計的ではない)話だった。
すごく簡単に言うと、
・親は子を心配するのではなく信頼しよう
・親が子に教えるべきはまず生活を整えること(睡眠食事など)その土台の上に初めてお勉強が成り立つ
という主張内容で、そりゃそうだろ…と思った…… -
すごく考えさせられた一冊。だからこそ高学歴じゃない(と思っている)親にも是非読んでほしいと思いました。なぜなら、本書では「リベンジ子育て」という言葉が出てきて、これはどの親にも当てはまる部分があると思うからです。子供が生まれてから、「子が頭良くなってくれたらな」「こんなことできるなんてもしかして天才かもしれない」なんてどの親でも1回は思ったことあるのでは?それは、自分ができなかったことを子供がクリアしてくれたらという思いがあるからです。そういう思いがでるのは自然なこと。でも、その思いが強すぎて関わりすぎるとうまくいかないという事例が紹介されています。
■自分の受けた教育が子供にとって最良ではない
頭では分かります。でも子供の時の自分がつまずかなかったところで子供がつまずいていたら「そんなことも・・」とつい言ってしまいます。でも子供の時代には
漢字の書き順を正しく覚えていることに価値がないかもしれません(今もすでにないですしね)。難しい計算ができるのも意味がないかもしれません。(パソコンでできるからね)自分がスイミングに通っていて学校の水泳でつまずかなかったからと子供に受けさせるのはその子には最良ではないかもしれない。自分が当たり前のようにやっている教育がやりすぎになっているかもしれない。考えさせられました。
■子育ては心配を信頼に変える旅p40
素晴らしい例えです。「でもそれって信頼できるような子供の場合でしょ」という声が聞こえてきそうです。それでも自分の心配を押し付けず子を信頼する。何という修行なのでしょう。でも書いてあることは納得できました。
■脳には育つ順番があるP116
その順番を無視して親が求める機能の順に子育てする。その結果、子育てでつまずいてしまうというパターンがあるそうです。ここで大事なのは睡眠時間。長さというより寝始める時間です。21時に寝ることが大事だというのです。一方で、高学歴親の目標の定番、中学受験。そのために行かせる塾が終わるのは22時。そこから復習したりして・・と本書が提案する全く軸と合いません。もちろん中学受験は大変厳しいのでそのぐらいやらないと間に合わないのですが、子供の心身の健康をかけてやっているとまで思っている親はどのくらいいるのでしょうか。本書でも頑張って入った進学校で心身の調子を崩してしまった子供たちが紹介されます。そして早寝早起きで改善される様子も。とても考えさせられました。 -
子供に小学校受験の勉強をさせるようになって、子供との接し方をかなり見直すようになった。そのやり方に後押しをしてくれる本だった。
自分の成功体験を子供に押し付けてしまう
しかし相手は子供である。しかも理論より感情が上回る時期である
というのは常々意識しておかないとなー、と思った次第 -
学歴に問わず、集団の中での子どもの成功や活躍が自分の一番の喜びや生きがいになっている親はいる。自分もそうなりそうだったなとも思う。自戒の意味をこめて読んでみた。早寝早起き朝ごはんという当たり前を与えない親も増えている。子どもに嫌われたくなくて、「うちのルールだから」と強く言えない親もいる。日本はこの先どうなるんだろう。
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高学歴でない親にも読んでもらいたい本ですな。
特に、第4章。
・脳の発達順序
・子どもに必要な睡眠時間 -
自分の子供には、周りの人に助けて欲しいと言える大人になって貰いたい。逆境を乗り越える時に大事になってくると思う。
助けて貰うのは恥とは思わないで欲しい。
これは何度も伝えていきたい。
自分自身が助けを求めるのが苦手で、何でも自分でやってしまうクセがあり苦しい時もあるので。
思春期は性ホルモンの分泌が過多なために、本人も言いたくない親の悪口を言ってしまうため辛いらしい。
この事が分かっていると親の捉え方が、変わってくるかも。
何より早寝早起き大事。