- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072529027
作品紹介・あらすじ
古王国-魔術がさかえ、死霊が徘徊し、冥界への扉がつねに開かれている国。その古王国で、魔術師である父が謎の失踪をしたという。隣国に住んでいる娘サブリエルのもとには、父の剣と魔術の道具が、不吉な化け物の手によって届けられた。古王国でなにかが起こっている-サブリエルは父を捜しに、単身、『壁』を越えて古王国へと旅立った。1995年オーストラリア・ファンタジー大賞受賞、1997年米国図書館協会ベスト・ブック選定。
感想・レビュー・書評
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文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい ◯
その他 ◯詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少女を襲うピンチと孤独、重責。敵なのか味方なのか分からないモゲットもいい味を出している。続きが楽しみ。
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古王国記シリーズが恋しくなって、久しぶりに再読。
やっぱりこの世界観、最高に好きだ!!
生者と死者を隔てる壁。死霊が跋扈する古王国。
(マーティンの「氷と炎の歌」シリーズの設定に似てる?)
冥界に降りていく描写がとても綺麗ですね。
サラサラと流れる水の音。静かに響くハンドベルの音。
ワクワクするようなダークファンタジーです。-
ダーク・ファンタジーに弱いんです^^
それに「氷と炎の歌」を引き合いにだされてしまうと気になりますよ~ダーク・ファンタジーに弱いんです^^
それに「氷と炎の歌」を引き合いにだされてしまうと気になりますよ~2012/05/10 -
日向さん、おはようございます♪このシリーズ、すごく面白いですよ~是非是非読んでみて下さい!ファンタジーと呼ぶにはダークすぎる…死者が身体を乗...日向さん、おはようございます♪このシリーズ、すごく面白いですよ~是非是非読んでみて下さい!ファンタジーと呼ぶにはダークすぎる…死者が身体を乗っ取られて襲ってくる所とか、氷と炎の歌を思い起こさせます^^2012/05/13
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登場人物もキャラが立っており、特にクライマックスに向けて面白く読めた。
しかし、所々退屈な場面があった。また、魔法に関してこの小説の世界特有のルール、法則があったが、それが良いと思えなかった。ゲームなどで剣と魔法の世界はある程度テンプレートが出来てしまっているせいだろうか。 -
下巻にまとめます
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魔術も出てくるし、“古王国”と言うからには中世的な世界観なのかと思って読み始めたら、主人公サブリエルが暮らす世界は“車”“スキー”なんぞも出てきて現代的なので面食らいました。でも物語的には古い世界なんだよなぁ、フシギ。序盤は説明的文章でほとんど会話文がないので、臨場感が足りなく感じられましたが、猫のモゲットや、謎めく人物タッチストーンが登場したあたりから面白くなってきました。下巻へ…。
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この物語がなかなかよいのは主人公が完璧なネクロマンサーではないということに尽きるような気がします。 勝ち気過ぎるということもなく、弱々し過ぎることもなく、理知的ではあるものの魔法の知識やら秘められた魔力みたいなものが絶大なわけでもない。 魔法を使うにも「魔法書(マニュアル)」首っ引きで、大きな失敗こそはしでかさないまでも大成功ということもほとんどない。 18歳の女の子というキャラ設定に程よく等身大なのが◎だと感じました。
そしてさらに秀逸なのは彼女が表紙絵で首に巻いている猫ちゃんの存在です。 味方なんだか敵なんだかわからないキャラで、姿かたちは猫であっても実態は異なるもの(但し男性)らしい・・・・。 口は悪いし、ここでこそ助けてほしいというような場面では役に立たなかったりもするんだけど、それでもやっぱり頼りになる存在というさじ加減が絶妙です。 この猫ちゃんが秀逸なだけに、もう一人の大切な男性キャラの存在感がかなり薄まっちゃっているのはご愛嬌・・・・なのかな?(笑)
(全文はブログにて) -
険と魔法と冥界と猫。
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なんだか自然に、その世界に当然あるもので、でも現実には存在しないもの、の用語が出てきて、本当ならそれに混乱するだろうにそれが全くなく、抵抗なくファンタジーの世界に入り込めてしまいます。
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未読。
シリーズ物。
表紙の感じだと堅めなイメージだが実際はどうなんだろう?
死者や悪霊がいるダークな世界が舞台だとか。
「サブリエル」が5瞬くらいガブリエルに見えてた。
○○リエルって名前に弱い私としては期待してます。
白猫も出てくるとか。ニャンコも期待!