- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072800409
感想・レビュー・書評
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特に新しい情報はなかったです。
一度徹底的に整理整頓し不要なものを手放すことで自分自身と向き合い、自分の趣味嗜好や心地よいと思えるライフスタイルが見えてきて、不要なものを買うこともなくなる。散らかる原因は「過去のモノ」か「未来にとらわれているモノ」。
これはこんまりさんの言う「ときめき」ね、これは「ゴールデンポイント」ね、と脳内変換してしまう。こんまりさんのキーワード使いは今にして思うと上手だったんだと思う。
キャッチフレーズって大事ね。
著者の片づけられない時代の生活ぶりが書かれていますが、はっきり言って、ひどい。父が母に手を上げた、忘れ物だらけで学校に行く、高校では遅刻か保健室で寝てばかり、学生時代は電車の中でメイクが日常、エステで100万円のローンを抱えた、二股をしていた、、え?二股って片づけられないのが原因なの??
後半からの実践篇では、「あなたの家ってこうなっているでしょう?」という例が何十個も続きますが、なってない、ない、ない、ないっの連続。
旅には捨ててもいい下着や服を持って行きます、ベッド脇にはミニ冷蔵庫があると便利そうって思います、などのくだりで感性が合わない、と実感。
片づけ本ってエッセイ的要素もあるから、難しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
整理上手は、整理を行うにあたり、身構えないこと。出来るところから、心の整理、物への価値観の整理を行うことで、自然と片付いて行く。また、片付けることによって、様々な幸運よ引き寄せる。片付けはテクニックではなく、心の構え方で自ずとできるようになる。そして、片付いた環境から得られるハッピーな気持ちが、さらに片付けを促すようになる。試してみよう。
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実用本というよりは、自伝に近いです。
著者の経歴や過去のエピソードには、共感できる部分がありました。
ですが、いざ実践となると、この本に書かれているのは
ポイントごとの片付けアドバイスだけなので、
私のように元々片付けが苦手な人はアクションが取りづらいと思います。
そのポイント自体も、これまで類書を割と読んでいるので
あまり目新しいものは見つかりませんでした。
スーツケースをレンタルする、という発想は新しかったです。
そういえば、片付け「道」と銘打っているのに、
基本的にはコラムの連続になっていますね。
「論理の片付け」も苦手なところ、共感はできるのですけれど。
装丁はおしゃれで綺麗である点と合わせて、どうしても、
実用本にたまにある「ちゃちゃっと作りました感」があります。
おそらく、著者が「片付けガール」として活躍しているのは事実なのでしょう。
ただ、だから本でも出すか(最近片付けブームだし)、
といって良いものができるわけではないのですよね。
いらぬお世話ですが、彼女はこの本を出さなかったほうが
幸せだったのではないかな、などと思ってしまいます。 -
簡潔に分かりやすく書かれていて、サクッと読める本ではあったと思います。
が、今までいくつかの片付け本を読んできた者にとって、あまり目新しい情報は、正直ありませんでした(^_^;)
あくまでも「参考」であって、「実践」の本ではないかな、と。
そういう意味では、大和出版 櫻井公子著『どうして私、片づけられないの?』の方が具体的な方法がいくつも載っていて、個人的には有益でした。
(この本はADHDの理解マニュアルですが、片付けられない人にとっても役立つ内容だと思います)
より一層の内容の充実を望むなら、増え続ける書籍(専門書、仕事に関わるもの)や、遺品とか手紙とかの片付け方法も知りたかったなぁ。。。-
2011/12/27
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小さい頃から片づけが苦手だった著者。
それが一人暮らしをはじめたことを機に整理整頓、片づけを極めていき、
それに伴い生活も順風満帆になっていったそうです。
始めに、それまでの片付けられなかった話をバーっと書いてあり、
自分にも思い当たる部分もあったからか、
すごく引き込まれながら読み進めていきました。
そして、片付けの基本的な考え方、実践方法が
大体1ページずつで記載されており、
読みやすくさくさくと読了できました。
しかし、さくさくと読み進めやすすぎたような気がします。
片付け本を読むと「よし!片付けよう!!」と
モチベーションが上がるんですが
この本ではあまり上がりませんでした。。
納得しながら淡々と読み進めていく感じ。
なので、すでに片付けるやる気のある
初心者向けの内容だと思います。
あと、本の帯に
「片づけが上手に出来ると・・・心がすっきりする、お金がたまる」など、
幸せを引き寄せる力があると書いてあり、
それでひきつけられて読む人が多いと思うんですが
作者の経験談でしかそれに触れられておらず
あまり説得力がありませんでした。
あれほど大きくアピールしているのでもっと
書かれてたほうがよかったと思います。