ポジティブの教科書 ― 自分も周りの人も幸運体質になる3つの基本と11の法則

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  • 主婦の友社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072931080

感想・レビュー・書評

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  • ・幸せになる3つの簡単な基本。
    1)幸せを与えること
    2)幸せであることに「気づくこと」
    3)幸せな言葉を発し、幸せな態度をとること
    そもそも「幸せ」というものは曖昧で人によって基準が様々。この3つをやって不幸になれるわけがない。

    ・自分の思い込みを疑う。「体が細いしパワーもないからメジャーリーガーになれるわけがない」という方程式をイチロー選手は出さなかった。「俺はおしゃべりが下手だから営業には向かない」というおしゃべり下手なトップセールスマンはたくさんいる。「リーダーシップがないから経営は無理」というリーダーだからこそ周りが一丸となって積極的になる成功チームはたくさんある。「絵が下手だから絵描きとしては無理」という絵描きだからこそ描ける個性がある。できない理由を見つけるのではなく「どうしたらできるのか」という質問を自分に投げかける。

    ・チャンスはピンチの顔をして近づいてくる。壁は視野の狭さがつくるもの。壁と感じた時ほど、新しい考え方、新しい自分をつくり出すチャンス。壁が自分を客観視してくれる手助けをしてくれる。

    ・高齢者に対して「人生で一番後悔したことは何か?」の調査の結果、やった後悔よりもやらなかったことに後悔している。やりたくてやらなかったことは、頭の中でどんどんよいものに思えてくる。だから「どうしてもやりたい」と心の底から思ったことは一歩踏み出していこう。

    ・幸せになるために、前向きになるためには、「どうやったらそうなれるか」って考えるよりも、「そうなったつもり」で生きる。尊敬する人になりきる。

    ・ほとんどの奥様は夫の出世は思っているより価値を感じていない。妻が一番幸福を感じるのは、家族への関心。家族に関心をもち、しっかり育んだ夫の妻は、夫の仕事を心から応援し夫の社会的成功を応援したくなる。

    ,成功には失敗が必須→失敗するには挑戦が必須→挑戦するには一歩踏み出すこと。たった一歩だったら大きなケガにはならない。失敗というと成功の反対のイメージがあると思われるが成功の反対は失敗ではないんだけどて「何もしないこと」。失敗とは思わない。うまくいかない方法を発見できた by トーマスエジソン

    ・あなたの声を一番聴いているのはあなた自身。自分が発した言葉を最も受け取るのは自分。だから自分にとって「心地よい」言葉を使っていくと潜在意識はそのハッピーな言葉に染まっていき、脳はダマされていく。それが言霊の簡単な仕組み。タイガーウッズはトップ争いをしている時でもライバルのパットを「入れ」と心の中で言っている。潜在意識には主語がないから。つまり他人を応援する=自分を応援することになる。だからライバルに向かって「入るな」と願うことは結局自分へも入らないイメージを強めていることになる。だから他人をけなすほどに自己肯定感を下げる。

    ・魔法の言葉
    1)ダカラコソデキルコト
    2)聖なる〜
    3)ナンデスナゼナラバ
    4)ボクナラドウスル
    5)ノオカゲデ

    ・人間、みな違う。ズレてる。だからこそ、成長できる。高め合える。そう思えたら強い。人は他人に考え方や価値観に「違い」を見つけた時、嫌だなあと思うか学べる、成長できると思うかで大きな差が生まれる。違いをネガティブ思考にとらえるかポジティブにとらえるかで、その人の人生は大きく変わる。人間関係はいかに違いをプラスに変えていく。違いを楽しめたら、人間関係がどんどんよくなる。

    ・与えることは最高の喜び。他人に喜びを運ぶ人は、それによって自分自身の喜びと満足を得る。byウォルトディズニー 何かしてもらったから恩返しそる、お返しに与えると言いのは普通。人生は先出しジャンケン。何かが欲しいにしても、まずは「自分は何を与えられるんだろう」と、先に与えられるものを与えていく。そして、与えることを喜ぶ。そうすると、見返りを求めなくなるどころか、さらに与えたくなる。そうなれば、人生はどんどんいい方向へ流れていく。

    ・見返りを求めないのが一番。見返りを求めないのが無理なら「見返りを求めるのはあとにしよう」とする。「見返りを求める心」はなかなか捨てることができないのが人間。だから残念な気持ちをそのままにせず次に活かす。相手に何かを施す時は
    1)まず楽しんでやること
    2)能動的であること
    3)相手の気持ちを察すること
    この3つを大切にするだけで、見返りを求めることは減る。逆に、義務的で相手の気持ちを察しなかったら「見返り求めまくりマシーン」と化す。見返りを求めない人生にかればどれだけ楽だろう。

    ・成功していて、かつ幸せな人の重要な共通点は、「他人の幸せや成功を願っている」こと。たとえライバルであろうと身内でも友人でも、自分以外の人みんなの幸せと成功を素直に思える人。人の失敗や不幸を願うと自分の波動も下がるから「そっち」に言ってしまう。いきなりは無理でも「あの人が幸せになりますように。あの人が成功しますように」。

  • やりたくないことの理由を考えることを
    無意識にやってしまうので、これは、ぜひ止めたい
    それよりも、これはやるぞ!と実現に向けて考える癖をつけたい

    あらゆることに感謝していると、運がいい体質になれそう
    こぼれ出た幸せで、周りも幸せになりそう
    みんなの笑顔を想像して幸せを祈ろう

  • 「大きな問題じゃない。と思うようにしているんです」

    呼吸を変えれば人生が変わると思います 。

    「自分に乗り越えられない問題はふりかかってこない」

    仕事脳で解決できない時は「家庭脳」。「身内」との関係を改善することが、問題解決のきっかけとなるのです。

    ダカラコソデキルコト

    自己肯定感を高める

  • ものは考えようである。という前提のもと、その方法論とか、思考法が書かれている。考え方には大筋合意するものの、方法論についてはなかなか実践は難しいと感じた。兎に角、前向きであることは大事である。

  • なんだか想像を越えるくらいポジティブ。
    落ち込んだ時に読むと良いのだろうけど、
    でもそんな時にこれを読んだか火傷しそうなほどポジティブ。
    ついネガティヴな気分になってしまう人はぜひ。

  • こちらから感謝ですな。

  • <メモ>
    ・ありがとう100回→脳が「なんでありがとうだっけ?」と探し始める
    ・ミスユニバースのトレーニング「自己分析」
    →他人と比べてどこが劣っているか、徹底的に比べる。自分のダメな部分を知って、認めて、受け入れる。そして長所も含めて生かすことで傷つきにくい心を作る。
    ・不安は書き出して整理する
    ・くじけない人の共通点は「行動力」「気合い」
    くじける人は自分を過小評価する
    ・やりたくないことをかき出すことでやりたいことが見えてくる
    ・「内」が整うと「外」も整う→仕事や人間関係がうまくいかない時、一番身近な家族を大事にする
    ・理想の一日を描く未来日記→出来事よりその時の感情を重視
    ・「やりたいことリスト」は書きっぱなしにしない→書いた後ちゃんと整理して対話、周りの人のハッピーも加える
    ・自分の性格を変えるより「うまくいく環境」に自分を持っていくほうが楽
    ・パンでいい、ではなくパンがいい
    ・上機嫌でいるべき、と思わない
    →口角を上げる、どっちでもいいと思う
    ・見返りを求めるのはあとにしよう

  • なんども読んで、幸せになれる。

  • 分かりやすくて、とても伝わってくる。
    すぐにはできないこともあるが、少しずつできるようにしたい。

  • 何度でも読みたくなる本となること間違えなし

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著者プロフィール

1975年、熊本生まれ。本名 武田大智。
3歳より書道家である毋・武田双葉に師事し、書の道を歩む。
東京理科大学 理工学部卒業後、NTTに就職。3年後に書道家として独立。
音楽家、彫刻家などさまざまなアーティストとのコラボレーションや、斬新な個展など独自の創作活動で注目を集め、映画「北の零年」「春の雪」、 NHK大河ドラマ「天地人」をはじめ、世界遺産「平泉」など、数多くの題字、ロゴを手がける。
また、世界中から世界中から依頼を受け、パフォーマンス書道、書道ワークショップをおこなうとともに、海外に向けて日本文化の発信を続けている。
ADHDの特徴と言われる多動性・衝動性を併せ持ち、2022年には 精神科医・岩波明との共著『ADHDを「才能」に変える生き方』(ビジネス社)を出版。

「2023年 『母ちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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