- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784074269570
感想・レビュー・書評
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子育てに「ああしなきゃ」「こうするべき」と悩んでいる時に、ふっと肩の力を抜くことができる本。子どもに本当に伝えなければいけないことはそれほど多くない、しつけよりも安心感が大事etc…頭で分かってはいても、余裕がないとついついしつけモードになってしまうもので、そんな時に時折読み返すと助けになりそう。
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しつけなきゃ行けないから解放されます
大事なことは気づかせること
言葉や態度を間違えずに
子どもと答えを考えていく
共に成長することが【しつけ】に繋がると
感じさせてくれる本です -
今の私にとってはかなりタイムリー。
衝撃の連続。
気持ちが楽になって、これを読んだおかげで本当にあまり怒らなくなった。
たしかに、怒りながら伝える必要はない。
感情的になったって仕方ない。
子どもを1人の人間として尊重しよう。 -
素晴らしかった。
著者の柴田愛子氏の見識の高さが滲み出ていた。
子どもにどう接すれば良いのか。
子どもをどう見れば良いのか。
どうすれば、子どもの気持ちを理解してあげられるのか。
これらの問いに答えるためには、人間とは何かをつかむ必要がある。著者はこの部分の理解が深い。
ご自身の豊富な経験から、子どもへの接し方を指南するのが本書である。つまり、本書のタイトルは「親のしつけ」である。
子どもはコントロールできない。
子どもは表現できない。
その子どもに対して「何で言うことを聞かないの?」や「何でワガママばかり言うの?」というネガティブクエスチョンばかりでは親子ともに疲弊する。
「何が欲しいのだろう?」や「どうすれば良いだろう?」というポジティブクエスチョンをもとに接していけば良い。
子どもは親のペットではない。一人の人格である。
子どもにも好みがあり、気分がある。
しかし、同時に理解力もある。
試行錯誤の中で、自分の気持ちが分かり、人の気持ちが分かり、善悪が分かるようになるのだ。 -
普段、結構子どもに命令しちゃってるかもなあと思った。
「絶対に折れようとしないのは、子どもではなくあなたでは?」まさにその通り!
「親の思い通りに動く子を育てることが、子育ての目標ではないのです。」
親がここは譲れないという芯を決めて、それ以外は子どもが自分で考えられるよう導いてあげることが必要。
親のためのいい子ではなく、1人の人として気持ちを尊重して接していこうと思った。
こうして文章にすると当たり前のことなんだけど普段の生活ではついつい忘れてしまうことを考えさせてくれた。 -
子どもに対してつい過度な期待をしてしまうこと、
親が同じことを言い続けるほど子どもに伝わりにくくなること、
その通りだと思った。
けど、それで社会は許してくれないんだよ、とか
「やめたらいい子になっちゃった」のフレーズとか、
簡単に言わないで欲しいと思ってしまう本音もある。
こんなに言わなくて済むなら言いたくない、
可愛いと抱きしめるだけでいたい。
そういった母の気持ちをわかって欲しいと思うのは、
わがままだろうか。
だって誰かが言わないといけない。
ほとんどの場合、その「誰か」は母。
自分がやるしかないという思いがあるんだよ。 -
夢中でやっている子育てを、立ち止まって考えられる本。
自分の子供を改めて愛おしく大切に感じられました。
忘れた頃に繰り返し読みたいです。 -
気になるタイトルなので手に取ってみたが、日々の育児を振り返られる良い本だった。
ついつい親がやりがちな事が描写されいて、自分もこんなこと状況あるなと、客観的に見れる良い機会になった。
対処法も比較的具体的に書かれていて、納得しながら読み進められる。
2歳から小学校入学前の子供を持つ親が読んでおくと良い本かなと感じた。 -
2019.09.25
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なんかもやもやしながら読みました。
なんでだろう、、、
しつけをやめる、というよりかガミガミ怒るのをやめる、ということを言いたいのでは?
だから「やめたらいい子になっちゃった」にも違和感があるのかも。
アウトラインは、子どもの気持ちを代弁する、強制しない、3才までは本能のままで生きる動物のようなもの、4才になればだんだんわかってくる、かな。