学習漫画 世界の歴史 13 産業革命と自由主義 富国強兵のせめぎあい

  • 集英社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784082492137

感想・レビュー・書評

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  • 第1章~第3章までは架空の人物が主人公の物語。これがとても良かった‼️ストーリーに没入しながら、世界史が腹落ちする。第4章の主人公はアレクサンドル2世が主人公。名君だったと思うが、最後は爆弾テロで死ぬ。このストーリーもとても良かった‼️なかなかの当たり巻‼️

  • イギリス、ドイツ、フランス、ロシアの近代史。産業革命により重工業の発展や工業製品の大量生産がもたらされ、物質的に豊かになりつつある一方で、ブルジョワ階級と労働者階級の生活レベルの差は広がり、社会は安定しない。時代の流れの中で自分の立場や利益を守ろうとする人々と、自由を求める民衆の間で対立が起きる。誰にとっても暮らしやすい社会の姿を探求していくのは、難しいものだと感じた。

  • 13巻は18~19世紀のイギリスから始まった産業革命が欧州各国に及ぼした影響を中心に取り上げる。
    蒸気機関の発明でイギリスは世界の工場となり、大発展をします。
    各国も競って産業革命をおこない、富国強兵に努めるのです。

    イギリスの産業革命にはじまり、それがヨーロッパの他の国にどのように広がっていったかを描いた本である。
    特に、自由主義(労働者と貴族)の戦いの描写に焦点を当てている。

    産業革命により技術が発展し、
    鉄道によりドイツで国民国家が形成され、
    フランスのパリコミューンのあとにロシアのナロードニキとアレクサンドル二世の話と繋がる

    イギリスの産業革命の話(主に労働者)、万国博の話しと、
    ドイツの産業革命の話(主に鉄道)と、
    フランスが共和制に向かう話(新聞記者が主人公)と、
    ロシアのクリミア戦争(ロシアとオスマン帝国・イギリス・フランス)、農奴解放、
    ナロードニキがアレクサンドル二世を暗殺するまでの話

    フランス人が2月革命を起こしたのは1848年で、
    今からたった150年ほど前である。
    国民全員に選挙権があり、職業を自由に選ぶことができ…というのは、
    そうでなかったとても長い時代の上にある

  • ヨーロッパで起きた産業革命と自由主義を
    漫画で歴史を説明している。

    産業革命を起こしたイギリス、フランスは
    どのようにして国を強くしていったのか、
    また貴族らはどのようなことをしていたか
    生活や政策がすこしわかりやくす書いている。


    歴史を学ぶとき、時代の流れや
    イメージがわきにくい人が読むには
    わかりやすい本です。

    詳細はこちら↓
    http://goo.gl/86zGxX

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