- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784083210419
作品紹介・あらすじ
私の名前は黄泉。恐怖の世界の案内人です。あなたを授業にご招待しましょう。退屈な昼間の授業とはまるでちがう、身の毛がよだつ授業です。今回は、先生やご近所さんなど、あなたの周りにもいる大人たちのお話です。彼らがどんなおそろしい出来事を招いてしまうのか。その答えが知りたければ、ページをめくってください。恐怖の授業、たっぷりお楽しみください…。小学中級から。
感想・レビュー・書評
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怖いのに読んでしまうようなホラー小説です
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恐怖の授業の続きをいたしましょうか。次は頼れるはずの大人の怖い話などいかがでしょうか? 子どもの回りを取り巻く大人達にスポットを当てた短編集。豹変した大人たちの逸脱した行動で恐怖のどん底に叩き落とされる。 これは本当に児童書なのだろうか?小学生中級からということなので、対象は小学3年生~といったところだが、ストーリーの怖さと挿絵の怖さが相まって、怖い話が嫌いな子は泣きそう。「優しいママの家」と「ひな人形の家」は大人の狂気的な執着心にぞっとする。
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「黒猫サーヤ」、「優しいママ」、「ひな人形の家」、「口裂け女」の4編収録。
話数は1巻からの通算。
10冊くらい出たら「40時間目」とかになる…。
プロローグで、案内役の黄泉は下半身がないことが判明。
確かに表紙で上半身しか出ていないけれど、そういうデザインなんだと思っていた…。
まさか本当に下がなかったなんて。
衝撃の事実。
話の前後に挟まる黄泉の語りもいい味を出している。
「黒猫サーヤ」
轢いた猫の怨み。
ありきたり。
ハムスターになった主人公をいたぶる猫が想像出来て恐ろしい。
「優しいママ」
お母さんが可愛そう。
ネット上にはそんなブログもありそうな怖さ。
主人公が見たときの子供の後姿は暗そうじゃないのに、主人公が誘拐あれたときの写真はどんよりしているという違いがいまいち。
「ひな人形の家」
生暖かい人形…恐い。
首が折れて血が…。
人を人形にするなんてありえないけれど、想像すると怖い。
「口裂け女」
先生が可哀想。
都市伝説が生まれる瞬間。
主人公は殺されても文句は言えない気がする。
各話の主人公の特徴を出すためなのか、毎回髪型に言及しているの文章があって目立つ。
作品のタイトル「絶叫学級」がなかなか覚えられない。
絶叫学園とか、絶叫教室とか思ってしまう…。 -
おお‥
こわい!