- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086011440
作品紹介・あらすじ
下級生への、バレンタインデーのチョコのお返しを、遊園地のお土産のクッキーとキャンディーに決めた祐巳、由乃、志摩子。せめてラッピングは自分たちでしようと、リボンを持って薔薇の館に集まったけれど、どうもパッとしなくて…。ラッピングについて語り合ううちに、三人の話題は、お姉さまのこと、卒業した薔薇さまのこと、イタリア修学旅行のこと…とどんどんひろがっていって。
感想・レビュー・書評
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久しぶりの『マリみて』。凄く懐かしく読んでました。
短編集なので過去の回禄もあり、どの時代のお話なのかうろ覚えでしたが、ちょっとずつ思いながらの記憶整理。そてにしても志摩子さんの家族情報には驚きました。私も宗教問題だと思っていたのですが、まさかのことにびっくりでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「マリみて」第31巻。
16巻「バラエティギフト」、19巻「イン ライブラリー」、28巻「フレーム オブ マインド」に続く短編集第4弾。これまでは雑誌既掲載の短編集(一部書下ろし)だったが、今巻は全編書下ろしとなっている。
祐巳、由乃、志摩子の3人が、バレンタインデーのお返しの準備をするシーン。そこから萌芽する「あのとき/あれから」を描いたサイドストーリーたち。 -
佐藤聖さま、イタリア旅行の話や、
志摩子さんの両親の話、
青い傘の思い出、
鳥居江利子さま、くま先生の娘に会う話、
水野蓉子さま、大学での話など、
そういえば、どーなったかなぁ?
という小ネタがたくさん!
満足 -
下級生への、バレンタインデーのチョコのお返しを、遊園地のお土産のクッキーとキャンディーに決めた祐巳、由乃、志摩子。せめてラッピングは自分たちでしようと、リボンを持って薔薇の館に集まったけれど、どうもパッとしなくて・・・。ラッピングについて語り合ううちに、三人の話題は、お姉さまのこと、卒業した薔薇さまのこと、イタリア修学旅行のこと・・・どんどんひろがっていって!?
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短編集
元薔薇様方の今とか今までの伏線回収のお話し
志摩子さんの生い立ちというか、両親の話しは結構重い
ま、本人はそう感じてないのだろうけれども
なるほど、遺伝レベルの信仰心なんてものはないけど
そう感じざるを得ない
元薔薇様方のエピソードは三人とも楽しそうでよかった -
第31巻。短編集。江利子様が主役の『ライバルがいいの』がよかったかな。
山辺さんの子供とのやりとりが、なんかほんわかした。
『好敵手』は、『好きな敵の人』で、好きじゃないとライバルになれないっていうのは少し面白かった。
後は傘の話とか、志摩子の兄弟の話とか色々でした。 -
かなり前に読んだためうろ覚え。
また2年御3方の表紙。
まだ卒業式ではないのである。
じらすのも本当に飽きた。
ただし、蓉子さまの話は好き。
蓉子さま好き。
私服がとってもおしゃれです。
1人でいて、声をかけてもらえるっていいよね。
なんかいろいろとめんどくさかった。
わざわざポーチ作るとか。
他にもこの作者特有のこじつけがたくさんあった。
祐巳の日記の文が下手だった。
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とここまで一気に更新して、一度にレビューを更新できる機能があることを知った。
使っていたらどんなに楽だったか。
(といっても、PCからの更新は携帯からとは比べ物にならないぐらい楽なのだが。)
まさに「orz」という気分である。 -
バレンタインのお返しをどうするかと相談する祐巳たちを表題作に、先代薔薇さま各々の話、志摩子さんのお兄さんの話、無くなった青い傘の話などの短編集。久しぶりに聖さまが見れて満足。読後感が爽やかで良い。
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短編集ではあるが、それぞれの話が特定のキーワードで繋がっていて不思議な感じ。
旧薔薇様方はもちろん、志摩子の過去や、果ては祐巳の青い傘の旅路のエピソードまで多種多様の話があって短編集にしては密度の濃い話が多くて読み応えあり。