月色光珠 夏風に願いは惑う (月色光珠シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086012201

作品紹介・あらすじ

勢いで、義賊「蘭将」を名乗ってしまった琳琅。軍師を装った恋人・有の指示で、官庫襲撃を望む賊徒たちをなだめすかしつつ砦にこもることに。崇め奉られることに辟易しつつも、奇妙に穏やかな時間が訪れる。一方、琳琅たちを逃がすため、尚は兄である皇帝に忠誠を誓う。皇帝の命令で地方の叛乱を鎮めに赴くが、対峙した賊将は何と琳琅と有で…!?中華アクションロマン、怒涛の新展開。

感想・レビュー・書評

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  • 月色10巻です。
    緊迫した感じが表紙からも伝わってきます…。



    義賊「蘭将」を名乗ることになった琳琅。
    軍師を装った恋人、有の指示で賊徒たちをなだめつつ砦にこもることに。

    一方、尚は皇帝から蘭将捕縛の任を命じられる。



    駆け落ち夫婦から、女賊将と軍師の関係になった二人。
    全然平穏に暮らせそうにない生活をおくってます、笑。

    いつも髪を結ってる有さんだけど、軍師になってからは髪をおろしていて何だか色っぽいです。

    蘭将に祭り上げられて、気がめいっていた琳琅だけど、有さんの方が寂しがってたんですね、笑。
    相変わらず無表情でものすごいことを言ってくる人です。


    今回は尚さんの出番が多かったです。
    皇帝への忠誠と親友への友情で揺れる尚さん。
    本当に彼は苦労人ですね。

    最後、驚きなんだけど、有さんは大丈夫なんだろうか。
    琳琅も危ないし、どんどん過酷になっていってる気が…。
    尚さんが頼りって感じです。


    本編は残り3冊で完結なので怒涛の展開になりそうです。

  • 2010年5月24日
    主人公脇役とも巻き込まれすぎて出会ってしまう?
    しかも、琳浪と有を守ろうとしていた尚が適役として・・・

  • シリーズ10作目にして、シリーズ史上最悪の展開!?
    有と琳琅のラブラブっぷりも低迷して、いよいよ終章突入って感じでしょうか?
    想いとは裏腹に上手く立ち回れていない…というか、苦労が報われない尚が幾分不憫です;;

  • 『蘭将』として賊の首領になった琳浪。でもその窮屈さに耐え切れずうろうろ。うーん、有さんに構って欲しかったのね♪
    ついに尚ともびっくり再会で今後、二人の逃避行はもう終わりなのか!?そろそろ決着の時なのか〜!?

  • 真顔で口説き文句を並べる有さんは相変わらず。笑
    後半は皇帝との決着に向けて進んできましたね。
    今回は尚の出番が多くて個人的に幸せでしたv

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